自分の家、悪人につくってもらう?

料金所でお金がないから、娘の財布を横取り、そこから払った男が・・・。

 

大雪の中、道に迷った人に言葉が話せないふりをして応じない女が・・・。

 

ファーストフードを食べ終わって、ゴミを捨てようとするけど、なかなか捨てられないので、トレイごとゴミ箱へ葬る男が・・・。

そんなクズ人間な彼らが、広告賞を受賞するというCM映像です。これ、カナダのMarketing Magazineが主催するMarketing Award 2014の審査開始の広告なんですが、表現がとてもユニークです(笑)
簡単に言うと、映像の後半にあるように、

“We Only Judge Your Work”(私達はあなたの仕事だけを評価します)。

つまり、私たちはあなたがプライベートでどんな人であろうと、出来上がった広告という仕事だけを評価します。とのことなんです。

 

広告ならいいけど、住宅の場合はどう?

広告や音楽とかクリエイティブなものなら、たとえクズ人間(笑)でも、できあがったものが良ければ、その作品は良いと思っています。

昔、松本大洋原作・松田龍平主演の「青い春」や、脱獄犯を描いた「ナインソウルズ」、直木賞作家・角田光代の原作で、主演に小泉今日子を迎えた『空中庭園』など、すごくいい映画を撮る監督がいましたが、「空中庭園」撮影後、覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕されたことがありました。

映画はすごくイイんですよ。「青い春」はいまだに好きな作品です。

青い春

青い春

 

さて、住宅の場合ですが・・・やはり、イヤですね。

極端な話、目が死んでる人に、自分の家を建ててほしくはないですよね。心がない人に、自分の家を建ててほしくはないですよね。家のことが好きで、楽しく一緒につくろうとしてくれる方を私は好みますね。もちろん、それは嫌だっていう人もいます。

でも、会社の評価って、契約棟数ですからね。同じように、娘の財布を横取りしようが、不親切だろうが、仕事の評価には関係ないのです(苦笑)

ところが、最近、そういった「人間性」にお客さん側も気付き始めていて、

「担当変えてもらえませんか?」とか、
「デザインは好きなんだけど、あなたにはつくってほしくない。」とか、

ニュアンスは違えど、言う方も増えてきてるようです。

ライフスタイルだけではなく、担当者ということも含め、精神的な充実を求めてきているようですね。「変えてもらえませんか?」って、言ってもらえるだけ、まだマシかもしれません。気付くことができるから。

ダメな部分、ドジな部分のある人間臭さは、昔から受け入れられていますが、心ないクズ人間は、今も昔も受け入れられないですよ。

 

 

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sem

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