競合他社にないオリジナルな住宅や家づくり関連の情報のつくり方

ネットで検索しても、似たような内容ばかりの時ってありませんか?今って、検索すると、公にされている大抵の情報は、検索結果に出てきます。

競合他社にないオリジナルな住宅や家づくり関連の情報のつくり方
「注文住宅」で検索

家を建てたいと思っている人も、あれこれ検索して、調べるわけです。

たどり着いた先のページに、目当ての答えが載っていないのは問題外ですが、載っていても、どこでも載っているような、抽象的な当たり前の情報だけしかなかったら…

心に響かないので、他へ行きますよね。やはり集客で切れ味するどいのは、オリジナルな情報です。

だから、いつ見に行っても変わらないホームページじゃなく、日々新しく発信される、役立つ興味深い情報が必要ですし、競合他社に載っていないような、オリジナルな情報が必要なのです。

目次

住宅系のオリジナルな情報って何?

オリジナルな情報には、写真や文章をベースとした、

  • コンセプト
  • 施工事例
  • お客様の声

などがあります。

強力ですが、作りこむのに時間が掛かりますし、なかなか更新ができないのが難です。

となると、

一番手軽なのは、ブログです。

その発信で共感や信頼を獲得したり、閲覧者である見込み客との関係性が深まっていきます。

ただ、お客さんの悩みを解決できるような内容を書かなければとわかっていても、土地の探し方とか、間取りの考え方とか、ベタな内容が続いてしまい、ネタに行き詰まってしまう方が多かったりします。

やはり、競合他社皆、同じ情報を仕入れているわけですから、他と同じことやっていたのでは、行き詰まったり、結果に結びつきにくいのは必然です。

情報は、よほど特別な人でないかぎり、皆同じ情報を手に入れています。しかも、同じ業種内の。

なので、オリジナルな情報を発信するには、”足を使う””頭(脳)に汗をかく”しかありません。

頭に汗をかくとは?

例えば、先日紹介した「北欧、暮らしの道具店」も、キッカケは書籍の出版情報です。

競合他社にないオリジナルな住宅や家づくり関連の情報のつくり方
「北欧、暮らしの道具店」の心地いいすっきり暮らし

そこから、

  • 「この店、人気あるよなぁ。」
  • 「WEBサイトのつくり、いいなぁ。」
  • 「特集も充実してて、文章もいいなぁ。」
  • 「スタッフ全員でつくってんだ。」

・・・

「この会社の取り組みって、住宅業界にも取り入れられるなぁ。」という流れで、取り上げてたりします。頭に汗をかくってことですね。

これを足を使うってなると、わざわざお店に行って取材になるのでしょうが、時間的なことを考えると、ちょっと現実的ではありません。

オリジナルな情報を簡単に作るには?

競合他社が持っていない、オリジナルな情報を簡単に作り出すには、異なる分野の情報から、住宅や暮らしの共通点を見つけ出して、頭にを使うことが求められます。

一番作りやすいのはインテリア系ですが、例えば、「〇〇のインテリアが新発売された。」という情報だけだと、よほどマニアックな情報でないかぎり、どこにでも載ってきます。

なので、実際に使った感想でもいいでしょうし、その商品シリーズの歴史を取り上げたり、または、その商品に似合う他のインテリアを紹介したり…

たったひとつの情報から、頭に汗をかけばかくほど、オリジナルなネタが作られていくのです。

こういった情報の作り方は、気付くチカラと、住宅の知識や経験がないとできないことですが、それによって、競合他社には載っていないオリジナルな情報が出来上がります。

ぜひチャレンジしてみてください。

工務店が独自性を表現しないとどうなる?

類似や同等が多い建材の組み合わせで作られたのが住宅なわけですから、モノは似たりよったりになりやすいことは、否めません。だからこそ、表現してくことが求められてきます。逆に、独自性を表現していかないと・・・

1. お客様が流れていく

独自性がない場合、お客様は他の工務店との違いを感じられないため、他の選択肢に目を向ける可能性が高くなります。特に今の時代、インターネットでの情報収集が一般的です。独自性が感じられないと、お客様は次の選択肢にすぐに移動してしまいます。これは、特に新規顧客の獲得において大きな問題となります。

2. 価格競争に陥る

独自性がないと、価格が主な競争要素となります。これは、長期的に見て持続不可能なビジネスモデルであり、利益率が下がる一方です。さらに、価格競争に陥ると、質の維持やサービスの向上が難しくなる可能性もあります。

3. ブランド価値が低下

独自性がないと、ブランド価値も自然と低くなります。これが続くと、優秀な人材が集まりにくくなるだけでなく、既存のスタッフのモチベーションも下がる可能性があります。これがビジネスに与える影響は計り知れません。

4. 口コミが広がらない

独自性があれば、それが自然と話題になり、口コミも広がります。しかし、独自性がないと、お客様自身が何を基準にして他人に推薦するのかが不明確になり、結果として口コミが広がりにくくなります。

5. 長期的な信頼が築けない

独自性を持つことで、お客様との信頼関係が深まるとされています。その信頼がないと、一度の取引で終わってしまう可能性が高く、リピートビジネスや紹介による新規顧客の獲得が難しくなります。

6. マーケティング効果が薄れる

独自性がないと、どれだけ広告やプロモーションをしても、他の工務店との区別がつかないため、マーケティング効果が薄れてしまいます。これは、広告費の無駄遣いにつながる可能性もあります。

7. 業界全体のイメージダウン

もし多くの工務店が独自性を持たないと、業界全体のイメージが低くなり、新しいお客様が少なくなる可能性もあります。これは、業界全体にとっても、個々の工務店にとっても、長期的に見て良くない状況です。


独自性は、単なるオプションではなく、ビジネスを健全に成長させるための必須要素です。独自の価値をしっかりと打ち出し、それを継続的に発信することで、多くの問題を未然に防ぎ、成功へと導くことができるでしょう。独自性があれば、お客様もスタッフも、そして業界全体も、より健全で持続可能な成長を遂げることができます。

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