男女混合の職場で収益41%増加!工務店経営者は男女混合の職場にした方が良い理由

工務店と言えば、男ばかりの職場のイメージが強いですが、できることなら男女混合の職場してください。その方が、高収益に繋がる結果が出ています。

目次

同性だけの職場は快適。でも男女混合のほうが高収益との調査結果

同研究グループは、米国内外に60以上のオフィスを持つある企業の、1995年から2002年までの7年間の収益データと従業員の意識調査の結果をもとに、職場の男女構成と、収益性や従業員の満足度などとの関連性を分析した。ちなみに、対象となったオフィスには、男性のみ、女性のみ、男女混合の全てのケースが含まれているのだという。

すると、男性だけの職場や女性だけの職場を、男女混合の職場にシフトさせることで、収益を41%増加させられることが分かったのだという。

同研究グループのEllison博士は、従業員がジェンダー的に多様な職場は、チームとして多様な知識やスキルを持つことができることから、生産性が高まると解説している。

同性だけの職場は快適。でも男女混合のほうが高収益との調査結果

工務店経営者は、男女混合の職場にした方が良い理由

1. 収益性の向上

研究結果によると、男女が一緒に働いている職場は、男性だけまたは女性だけの職場よりも41%も収益が高いとされています。これは単なる数字以上の意味があります。男女が一緒に働くことで、多様な視点が生まれ、それが新しいアイデアや解決策につながります。このような多様性は、プロジェクトの効率を向上させるだけでなく、企業全体としても競争力を高める要素となります。

2. チームの調和と生産性

男女が一緒に働く職場では、チーム内でのコミュニケーションがより円滑になることが多いです。男性と女性はそれぞれ異なるコミュニケーションスタイルや問題解決のアプローチを持っています。これらがうまく組み合わさることで、チーム内の調和が高まり、結果として生産性が向上します。また、ストレスが減少することで、長期的には従業員の満足度や健康も保たれます。

3. 人材の確保と多様性

建設業界でよく指摘される問題の一つが人手不足です。男女を問わずに採用することで、より多くの有能な人材に接触するチャンスが増えます。さらに、多様なバックグラウンドを持つ人々が集まることで、企業文化も豊かになり、新しいアイデアや視点が生まれやすくなります。

4. カスタマーベースの拡大

男女混合の職場は、さまざまな顧客層に対応する能力が高まります。特に住宅業界では、家庭のニーズは多様です。男性と女性の視点があれば、それに対応するための解決策やサービスがより総合的になります。これは、顧客満足度の向上と、結果的にはリピートビジネスや口コミによる新規顧客獲得につながります。

5. 労働環境の改善

女性が職場に参加することで、労働環境全体が変わる可能性があります。特に衛生面での改善が期待されます。これは男性にとってもメリットです。例えば、トイレや更衣室がきれいに保たれるようになると、全体の作業効率や気持ち良さが向上します。

6. 社会的評価とブランドイメージ

現代社会では、多様性を尊重し、誰もが働きやすい環境を作る企業が高く評価されます。男女混合の職場を作ることで、企業としての社会的評価が上がります。これが良いブランドイメージを形成し、結果的にはビジネスにも良い影響を与える可能性が高いです。


男女混合の職場は、単に「良いこと」をする以上のメリットがあります。人材の確保から生産性の向上、さらには企業のブランドイメージまで、多方面でその利点が見られます。工務店経営者として、このような多くの利点を考慮に入れ、積極的に男女混合の職場を目指した方がいいでしょう。

まぁ、当面の現実は、以下のようにいいように利用されることが続くでしょうが・・・

もてはやされる「ドボジョ」。女性の労働者を5年間で倍増するのか?

そういえば建設業界では、今年の4月頃、働く女性は「ドボジョ」ともてはやされましたが、今後どうなっていくのでしょうか?流行でもてはやされないようしたいですね。

 安倍政権が女性の活躍を推進していることを受け、国土交通省は、建設業で働く女性を5年間で2倍に増やす方針を固めました。

建設現場などでは、女性労働者が占める割合が全体の2.7%と他の業界に比べて少ないのが現状です。
建設現場で働く女性(30代):「自分には向いてるのかなと思いますね。こんな自分でも、いるとちょっと雰囲気変わるんですよね」
建設現場で働く男性:「やっぱり(雰囲気が)明るくなりますよね。男だけだとカリカリする時もあるんで」
建設など土木関係の仕事をする女性は、業界内で「ドボジョ」とも呼ばれています。国交省は、建設業の人出不足を補うためにも、女性の労働者を5年間で倍増させたい考えです。ただ、現場では、女性用のトイレや更衣室が少ないという問題もあり、こうした作業環境の改善案を夏までに取りまとめる予定です。

リケジョに続け“ドボジョ”国交省が5年で倍増方針(04/24 11:57)

最近では、ドボジョのためにピンクの仮設も出てきているようです。

男女混合の職場で収益41%増加!工務店経営者は男女混合の職場にした方が良い理由

 11月中旬、最新のトイレが集まった東京ビッグサイトのトイレ産業展会場でひと際、目を引いていたのはピンクの仮設トイレだ。「ドボジョ」「けんせつ小町」と呼ばれる建築・土木業界で働く女性の増加に伴い、仮設トイレメーカーの日野興業(千葉県市川市)が同社の「仮設トイレを変えよう」プロジェクトで提案した。

「現場では女性用のトイレや更衣室が少ないといった問題が指摘されている」と担当者は需要を見込む。

色だけではなく、内部も排泄時の音を聞こえなくする擬音装置や化粧鏡、汚物入れを設置するなど女性仕様となっている。フィッティングルームを連結することもでき、更衣室や授乳室として利用できる。

連結するタイプのほかにも、トイレと更衣室が一体となった広々としたタイプも展示された。普及すれば、従来の仮設トイレの暗くて狭いイメージが一新されそうだ。

ドボジョのためにピンクの仮設も…

現場の仮設トイレで一番嫌なのは、「汚い」こと。臭いもひどいし・・・男性でも嫌になりますよ。だから、まずトイレで改善しなきゃいけないのは、衛生面でしょ。正直、機能やスペースはくっつければ何とでもなるし(笑)

建設業界では、女性の進出がどんどん増えるよう仕掛けられていますね。

国土交通省と建設業界は、建設現場で働く女性の数を倍増させることを目指す行動計画(アクションプラン)をまとめた。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、施設整備などの建設業界で人材不足が深刻になることが見込まれいるため、現在約10万人いる女性の数を4年以内に2倍に増やしたいとしている。8月20日、NHKニュースなどが報じた。

「建設現場で働く女性」倍増へ 東京オリンピックに向けて|The Huffington Post

「大きな建物を建てたい、橋を架けたいという女子学生は増えている。たとえば、大学によっては建築コースに進む学生の4割くらいは女子学生になっている。男性だけを採用していたら、人材がいなくなる。モノ作りに興味を持っている人材は男女を問わずに採用して、力を発揮してもらうことが重要だと考えている」

東洋経済オンライン「鹿島建設が女性を現場配属する理由」』

「ドボジョ」という言葉をご存じだろうか。土木系の仕事や学問に携わっている土木系女子のことだ。ヘルメットに作業服という男性の象徴的な仕事だったが、女性の進出がめざましい。最近はマンガのヒロインとしても登場し、若い女性のキャリアの選択肢として定着している。

ドボジョ、工事現場駆ける 土木系女子が「クール」

建設(土木)だけでなく、住宅業界も女性の進出が活性化するような環境づくりが必要ですね。住宅業界はいつも、建設業界として一緒にされてしまうけど、建設業界が活性化したからといって、住宅業界が活性化するとは限らないので・・・

建設業で活躍する女性のイメージは堀北真希?

建設業で活躍する女性技術者・技能者の愛称って「ドボジョ」ではなく、日本建設業連合会(日建連)が「けんせつ小町」と定めているんですね。初めて知りました(笑)

男女混合の職場で収益41%増加!工務店経営者は男女混合の職場にした方が良い理由

そんな「けんせつ小町」のイメージガールになってほしい女性芸能人はこちらです。調査対象が大学生・院生だからなのか、「けんせつ小町」でなくても、あれこれ該当しそうなランキングです(笑)

男女混合の職場で収益41%増加!工務店経営者は男女混合の職場にした方が良い理由
”けんせつ小町のイメージガール”になってほしい女性有名人

“けんせつ小町のイメージガール”になって欲しい女性有名人を聞いたところ、1位「堀北真希さん」、2位「綾瀬はるかさん」、3位「剛力彩芽さん」、4位「新垣結衣さん」、5位は同数で「香里奈さん」と「有村架純さん」となりました。

エヌ・アンド・シー調べ けんせつ小町のイメージガールになって欲しい 1位「堀北真希さん」

1位の堀北さんは、この辺の働く女性のイメージも影響しているのでしょうか???

けんせつ小町・・・多分、浸透しないだろうなぁ…ドボジョとかみたいに、流れで生まれた愛称とはちょっと違って、意図的に作った愛称から始まる言葉って、なかなか浸透しないんですよね・・・そういった特別な愛称を意識して作る時点で、異質なものと定義付けられますからね。

  • URLをコピーしました!
目次