工務店はキッチンの使い方を明確にして、食べることを暮らしの主役にした方が良い理由

いろいろと話題の映画『海街diary』ですが、その中でも、「食べ物」が結構話題に上がっています。舞台が鎌倉だけに「鎌倉メシ」とか「鎌倉ごはん」とか言うんでしょうか。しらすトーストとか、ちくわカレーとか、懐かしいけれどどこかお洒落な感じのメニューが印象深いようです。

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『海街diary』原作ファン必見のグルメに注目、ちくわカレー、しらすトースト再現

綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じる注目の映画『海街diary』。本作はキャストの注目度が高いだけなく、食べ物も印象的に描かれており、人気フードスタイリストの飯島奈美が手掛ける料理は、原作ファンをもうならすシーンになっているという。

『海街diary』原作ファン必見のグルメに注目、ちくわカレー、しらすトースト再現
工務店はキッチンの使い方を明確にして、食べることを暮らしの主役にした方が良い理由
工務店はキッチンの使い方を明確にして、食べることを暮らしの主役にした方が良い理由
工務店はキッチンの使い方を明確にして、食べることを暮らしの主役にした方が良い理由

よくよく調べてみたら、映画の食事は、フードスタイリストの飯島奈美さんが手掛けてらっしゃるんですね。飯島さんを知ったのは、映画『かもめ食堂』と「超熟のCM」がキッカケで、手がける料理は、映像の中でも邪魔をしないけど、すごく映えていて、美味しそうなんですよ。

飯島奈美とは?

母が保育園の給食作りの仕事をしていたこともあり、子どもの頃から台所が大好きであった。栄養専門学校卒業後、CM系フードスタイリストに師事。7年間アシスタントとして働き1998年に独立。担当したパスコ「超熟」のCMに出演していた小林聡美に声をかけられ、2006年の映画『かもめ食堂』(荻上直子監督)への参加をきっかけに映画のフードスタイリングを手掛けるようになった。その後『東京タワー』、『めがね』、テレビドラマ『深夜食堂』シリーズなどのフードスタイリングを担当。

ほぼ日刊イトイ新聞で連載されたレシピの書籍化『LIFE』は全4巻のシリーズとなった。

雑誌『AERA』に映画に登場する料理を再現したレシピ「シネマ食堂」を連載、2009年に単行本化された。2010年 – 2011年には同誌に「セカイのきんぴら」を連載、単行本化された。

2013年 – 2014年放送の連続テレビ小説『ごちそうさん』では全編にわたり料理を担当し、これに対し第80回ザテレビジョンドラマアカデミー賞でザテレビジョン特別賞を受賞した[4]。 『ごちそうさん』で料理を通して共演した、杏、東出昌大の結婚式では、劇中に登場した、オムレツ、おむすび、柿の葉寿司を振舞った。

Wikipedia

個人的には、ご飯派ですが、パッと見の印象が良くてつい見入ってしまいました。超熟のCMは、今観ても、良い雰囲気ですよ。「超熟(パン)」はいまだに好きなCMのひとつです。

超熟CM

たぶん、深津絵里編も手掛けていると思われます。

超熟のCMは、キッチン周りの雰囲気も参考になりますね。

かもめとめがねのおいしいごはん

あと、ちょっと前になりますが、ほぼ日刊イトイ新聞でも特集されています。

工務店はキッチンの使い方を明確にして、食べることを暮らしの主役にした方が良い理由
ほぼ日刊イトイ新聞 – かもめとめがねのおいしいごはん

暮らしの主役を何にする?

暮らしの主役を何にするかで、家づくりの方向性は変わってきます。そこに「これだ!」という絶対的な答えはありません。

個人的には、食生活の乱れている家族に、いい家づくりはなかなか難しいと思っているので、美味しいご飯を家族みんなで食べながら、自然とコミュニケーションは生まれる時間=「食べること」を、暮らしの主役に持ってきたいかなとも感じています。

また、そのためのキッチンの使い方って、住まい手それぞれに合った使い方があるでしょうから、そのことをイメージさせる訴求が必要ですよね。写真でも動画でも、キッチンだけ撮影したものでは、なかなか伝わりませんよね・・・やっぱり、楽しく食べている様子とか必要ですよ。

こういう視点で考えると、暮らしの主役は決して、価格や性能やデザインなどではないってことですね。

ちなみに、こういう視点で情報を届けていると、「それ、私も観ました。」とか「キッチンの雰囲気良いですよね。」とか反応があったりします。これってなんだか、小学生の頃の、「昨日の○○観た?」と同じ感覚ですよね。

こういった共感の作り方って、すごく大事です。でも待ってたって、そんなキッカケなんて、生まれやしません。呼びかけなきゃ、発信しなきゃ、共感は生まれないのです。

工務店はキッチンの使い方を明確にして、食べることを暮らしの主役にした方が良い理由

映画『海街diary』や飯島奈美さんのフードスタイリングを見ると、食事の持つ力の大きさを感じることができます。食事は、単にお腹を満たすためのものではなく、家族や友人との絆を深める大切な時間としての役割も果たしています。この食事の時間をどう豊かにするかは、キッチンの設計や使い方に大きく関わってきます。

キッチンは家の中心としての役割

キッチンは、家の中で最も活動的な場所の一つです。料理をするだけでなく、子供の宿題を見る場所、家族や友人との会話を楽しむ場所としての役割も持っています。工務店としては、このキッチンの多機能性と中心性を理解し、使いやすさやデザイン性を追求することが求められます。キッチンの配置や収納、動線を考慮することで、家族がストレスなく過ごせる空間を実現できます。

食事のシーンを具体的にイメージさせる

モデルハウスやカタログには、キッチンの写真だけでなく、家族が楽しそうに食事をしているシーンを取り入れることで、暮らしのイメージを膨らませることができます。例えば、朝の忙しい時間に家族がスムーズに動けるキッチン、週末のリラックスしたブランチの時間をイメージさせるダイニングの提案など、生活シーンに合わせた提案が必要です。

食材や調理方法に合わせたキッチンデザイン

地域や家族構成、生活スタイルに合わせて、食材の保存方法や調理方法を考慮したキッチンデザインを提案することで、お客様のライフスタイルに合わせた提案が可能となります。例えば、野菜をたくさん使う家庭には大きな野菜室のある冷蔵庫や、魚をよく食べる家庭には魚を焼くのに適した調理器具の収納スペースを提案するなど、細かなニーズに応える設計が求められます。

食を通じたコミュニケーションの場の提供

ダイニングテーブルやカウンターなど、食事をとる場所も重要です。家族が自然と集まるような空間を提案することで、食を通じたコミュニケーションの場を増やすことができます。例えば、オープンキッチンで家族との会話を楽しみながら料理をするスタイルや、リビングと一体となったダイニングスペースの提案など、家族の絆を深める空間作りが重要です。


最後に、食は人々の心をつなぐ力を持っています。工務店として、この「食」の力を最大限に活かすことで、お客様にとっての理想の住まいを提供することができるのです。食を暮らしの主役にすることで、より豊かな生活を実現するお手伝いをしましょう。食の大切さを伝えることで、家づくりの新しい価値を提供することができるのです。

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