工務店がホームページから集客したければ、充実した中身を見込み客に確実に届けることが必要な理由

今では、無料でもWEBサイトを作れる便利なツールがあるので、自社や自分でホームページを作成している方もいらっしゃると思います。ちなみに、このサイトも自社でサーバー借りて、ドメイン取得して、有料テンプレートを使って作っています。

ここ最近、工務店の方から、WEBサイト(ホームページ)のリニューアル相談をお問い合わせが増えているので、WEBサイトについて、考え方をまとめてみます。

工務店がホームページから集客したければ、充実した中身を見込み客に確実に届けることが必要な理由
お遊びです。深い意味はないです(笑)
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WEBサイト(ホームページ)に求めるものは何ですか?

このような質問をすると、決まって「問い合わせを増やしたい」「資料請求を増やしたい」とおっしゃります。やはり「集客したい」という目的のためにWEBサイトをつくるわけです。

だからこそ、「売れる」「反応がある」ということが必要になってきます。

ですが、住宅の場合、ネットで即決なんてことはないですので、「安心」や「信頼」などをネットを通じて築いていく必要があります。後々のクロージングをスムーズにするためにも、リアルで会う前に信頼関係を築く必要があるのです。

WEBサイト(ホームページ)は見てもらわないと意味がない

アクセス数を増やそう、ブログを更新しよう、SNSを活用しよう、動画を利用しよう・・・深い話になると、戦略が大事だ、ペルソナだ、キャッチコピーだ、などいろいろな話が飛び交います。

こういった言葉につまづいてしまい、一歩踏み出せなくなってしまうのなら、まずは見てもらうことを意識しましょう。

まず必要なのは、WEBサイト(ホームページ)を見てもらうことです。見てもらい知ってもらわないと、存在してないのといっしょですので、まずは見てもらいましょう。

でも、中身(コンテンツ)がなければ一見で終わる・・・

悲しいことに、ただWEBサイトがあるだけでは、もう効果はありません。

だから、見てもらうことと同時に、中身も充実させていかなければなりません。中身が充実すると、繰り返し見てくれる方が、自然と増えてきます。このような見込み客となりうる「リピート閲覧者」の獲得は、とても重要です。

伝える手段の数よりも、中身を充実させる項目数は限られている。

チラシ、ニュースレター、ネット広告、SEO(検索表示対策)、SNS、動画、メルマガなど、WEBサイト(ホームページ)を伝える手段はたくさんありますし、ネット系のツールはこれからも増えていくことでしょう。

でも、これらはあくまでも情報発信するためツールであって、WEBサイト(ホームページ)の中身(コンテンツ)ではありません。

住宅のWEBサイトで、必要な中身(コンテンツ)とは、

  • コンセプト
  • 施工例
  • お客様の声
  • 会社概要やプロフィール

などが、それに当たります。ただ日々更新できるものではないので、日々、発信できる内容だと、

  • コラム
  • ニュース
  • ノウハウ
  • レポート(イベントや現場)

などがそれに当たります。細かい内容を挙げたら、まだまだあると思います。

もちろん、写真や文章などで、ひとつひとつのクオリティが上がるに越したことはないですよ。更新頻度とクオリティが上がれば、間違いなくリピート訪問者は増えてきます。

中身が充実すれば、自然と見込み客は集まってくる。

コピーライティングなどのテクニックがあれば、中身がまだ整っていない状態からでも、見込み客を集めることはできるでしょう。でも、その技術がないのであれば、まずは上記の様な中身を充実させることに専念してください。

不思議なのですが、正しく作られたWEBサイトであれば、中身を充実していくと、自然とアクセス数も増え、反応も出やすくなるのです。

そして、集めた見込み客に対して、充実した中身を、確実に届けることを繰り返すのが、最も再現性の高いWEB集客の方法になっていきます。

すごくシンプルです。やはり行動するためにも、シンプルに考えるのがいいです。

『ホームページは集めること以上に、関係性を築くことに注力する』

注文住宅のWEB集客には、この意識が大事です。これができるようになると、自然と検索経由でも集まります。

注文住宅を手掛ける工務店は、WEB集客に手間を掛けたくないなら、お金を掛けるしかありません。

注文住宅を手掛ける工務店は、WEB集客に手間を掛けたくないなら、お金を掛けるしかない。

これは、住宅に限らず、WEB集客の基本的な考え方です。でも、この手の話をすると、大半は嫌がります。

なぜなら、中身を充実させるということは、手間が掛かるからです。

写真撮ったり、取材したり、文章書いたり・・・と、そういったことをする必要があるので、面倒臭がって、多くの方はやりません。また、「こうやったらできる」を探さず、「できない」という理由を探してしまいます。さらに、無料の目新しいSNSなどに目移りしてしまいます。

ですが、お客さんは別にSNSをしてほしいわけではないのです。しているから、頼みたいわけではないんです。

「家を建てたらどうなるんだろう?」
「どんな家のデザインなんだろう?」
「この雰囲気、いいなぁ。オシャレだなぁ。」
「新しい家はどんな風に過ごせるんだろう?」
「すでに住んでいる人はどんな感じなんだろう?」

など、あれこれ思う気持ちを、理解してほしい、共感してほしいのであって、それには、1つ2つの内容では事足りません。

お金のある会社は、内容作りを代行に任すでしょうが、これはこれで、ノウハウとして、自分たちに残らないのと、直接、施主と接する機会が、失われるので、求めている感覚がわからなくなりやすいです。

WEB自体は伝える手段です。

どういう内容を作りこんでいくかが、注文住宅におけるこれからのWEB集客のキーワードだと感じています。

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