注文住宅に未来はない?これからの注文住宅で活躍できる人とは?

マーケッターの神田昌典さんと言えば、ベストセラーやロングセラーを生み出している著者でもあります。

中でも「非常識な成功の法則」「不変のマーケティング」は、集客に携わる方は目を通しておくべき本だと思っています。

非常識な成功法則【新装版】

非常識な成功法則【新装版】

  • 作者:神田昌典
  • 出版社:フォレスト出版
  • 発売日: 2011-10-22

 

不変のマーケティング

不変のマーケティング

  • 作者:神田昌典
  • 出版社:フォレスト出版
  • 発売日: 2014-02-08

 

経営者向けであれば、「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」は鉄板かもしれません。分厚くて硬い内容ですが、ビジネスの感受性を高めてくれます。

 

そんな神田さんが先日、「これからの出版業界で活躍できる人の条件」というセミナーを開催したようで、その講演内容をシェアされている記事を紹介いたします。

書かれているのは、染谷昌利さん。出版もされている方です。

 

ブログに書かれている講演内容を読んでいても面白いですね。(染谷さんの解釈とのこと)

  • 出版業界に未来はない
  • 本を出せばビジネスに繋がるというロジックは2008年まで
  • Amazonの未来戦略
  • 骨太な本が売れない日本
  • 不況なのは出版業界だけなのか?

 

記事内容を読んで、自身が体験してきたことも踏まえると・・・

本を出す=凄いことではない

会社員時代、2006年と2012年に2度ほど、自社の本の出版に携わりましたが、その時初めて「自費出版」という存在を知りました。今までは、本とは依頼や持ち込んだりして、出すものだと思っていましたが、「自費出版」は、お金を出せば誰でも出版できるのです。

印刷部数少なくなると、1冊辺りの販売価格が上がるなど、価格帯のバランスを取るのに、結局3000部ぐらいするようになり、百万単位のお金が掛かります。

正直、その仕組みに気付いてからは、「出版=なかなかできない凄いこと」という概念が崩れ、「お金を出せば誰でもできる」という風に、変わっていきましたね。

その後、ある工務店を訪ねた時、話の流れで経営者の方から「昨年、出版しまして・・・」と本をみせられたことがありましたが、ざっと中身を読ませてもらうと、(あぁ、自費だな)と思ってしまうレベルの内容でした(笑)

「本を出せば・・・」というモデルは通用しない以上、自費出版するにしても戦略を考えてやらないと、出版社のいいカモになりそうです。宣伝広告として使うなら流行を絡ませたほうがいいでしょうが、流行的な内容だと2年持たないと思いますし、啓蒙活動をするにしても、ブログやメルマガなどとの相乗も必要だと思っています。しっかりとした出版戦略が必要ですね。

 

ネットが無駄を省いてくれる。だけど、業界はそれを嫌う

先日、少し前に出版され、読みたかった絶版になってしまった本を買ったのですが、0円でした。正確に言うと、電子書籍化され、300円ほどだったのですが、クーポンとポイント使って、0円です。絶版した本を中古で買おうとすると、3000円ほどで定価の倍以上の価格でした。なんだこの価格差は?(笑)

ネットの本質って、こうした無駄を省いてくれることなんだと思っています。生産者と消費者を直接つなげてくれるというか、間に入っているものを極力省いたり、複数に存在する間をまとめてくれたり・・・

ただ、住宅業界は地域の繋がりを大事にする方が多いので、ネットの活用で少し安くなろうが、付き合いのあるところを利用するんですよね。以前もあったのが、直販で安く提供できる商品も「●●●●(地域の問屋)を通させてほしい」と返答されたり・・・

地方で年間棟数が多いほど、その傾向は強いかもしれません。良くも悪くも談合的というか。でも、それによって地域の業者を助けるという大義名分があるようです。

個人的にはしょうもない無駄と感じてしまうのですが、業界のしょうがなさなんでしょうね。でもこの感覚でいたら、イノベーションが起きないとも思っています。まだまだ無駄なところはいっぱいある住宅業界ですけど、関わっている人が多いため、時間は掛かりそうです。

 

これからの注文住宅には、人を巻き込めるだけの魅力的な活動が必要!

記事内でも書かれている内容、痛烈に感じますね。

実は出版業界が不況なんじゃなくて、日本自体が右肩下がり。人口減、高齢化、ほぼ全部の業界が右肩下がり。美容室は飽和状態、住宅は増税で苦しい。出版業界なんてまだ良い方。

重要なのはどれだけ「人」を集められるか、求心力のある場を作れるか。求心力のある著者は売れ続ける。同様に求心力のある出版社の本も売れ続ける。人に対してアピールできない組織や個人は衰退していく。チームワークが良い組織は元気で新しい発想も生まれる。諦めている組織は未来がない。場の求心力になりうる中心人物・リーダーがいるかどうか、そういう組織になっているかというのが重要。

とてもとても重要なのは、あなたの組織が人を巻き込めるだけの魅力的な活動をしているかどうか。次の時代がどうなるかわからない。技術的に大きな変化が起きるかもしれない。永続性のあるキャリアになるかわからない。紙だけじゃなくてメディアとして、映像をどうやって作るか、どうやってSNSで拡散するか、それをどうビジネスにつなげて、永続的に進められるかが大切。

  • 「人に対してアピールできない組織や個人は衰退していく。」
  • 「人を巻き込めるだけの魅力的な活動」

この辺りの指摘部分は、ますます強くなると感じています。

人を巻き込めるだけの魅力を簡単に引き出していこうとするなら、素直に「家づくりの楽しさ」や「好きな気持ち」を表現することですよ。家づくりノウハウよりも、わかりやすく、伝わりやすいですから。これからの注文住宅で活躍できる人は、ここが必須な気もします。

中古+リノベーションなど、住まいの選択肢も増えている中、わざわざ注文住宅を建てる価値は、紙で出版することの価値と通ずるものがある気がします。

 

神田さんのノウハウは工務店とも縁がある

2000年初頭、とある工務店が、神田さんのノウハウを取り入れて、上手くいきました。その工務店もその後、ノウハウ展開したり、展開元が住宅会社を始めたりして・・・じゃあ、今はどうなの?というと・・・それだけ、時代は動いてるってことですね。

神田さんの未来予想図が気になる方はこちらの本がオススメです。

「あと10数年で、会社はなくなる」

 

成功のための未来予報

成功のための未来予報

成功のための未来予報

  • 作者:神田昌典
  • 出版社:きずな出版
  • 発売日: 2014-03-24

 

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