大工をやりたがる人が少ない理由は何?

先日、東京にある建築、土木、機械、CADの専門学校の中央工学校が、宮大工の棟梁・小川三夫氏を招いて講演会「宮大工の技と技術」を開いたようです。

小川三夫さんといえば、日本の宮大工であり、寺社建築専門の建設会社「鵤工舎(いかるがこうしゃ)」の創設者、そして、宮大工西岡常一の唯一の内弟子でもあります。

宮大工・西岡常一の弟子であり、北野武監督も絶賛した小川三夫棟梁の講演会!

2015.07.17
  • 「つらく、厳しい仕事であるほど執念のものづくりができる」
  • 「手道具を十分に学び、原理が分かって電気道具を使えば120%の性能を発揮できる」
  • 「下手は下手なりに精一杯やっておくことが重要」

など、技術の身に付け方とか、道具の使い方とか、共感できる部分もあるのですが、徒弟的な考えはやはり共感できないですね(笑)宮大工と一般住宅の大工とでは違いますし・・・

徒弟の生活については「自由になる時間は全くないが、本当に自由のない生活に追い込まれると自分の個性が分かる」とし、良い師匠のもとに付き、自分自身を捨てて師匠に合わせた生活を送ることが職人として重要な要素になると指摘した。「修行とは親方を外から見るのではなく、親方になりきること。自分自身を捨て、親方と同じように黒いカラスも白く見えるように努力しなければならない。親方を乗り越える努力は自分が独立してからするべきだ」とも。

確かに、まったくのゼロからの場合、良い師匠のもとに付き、素直に、自分自身を捨てて師匠に合わせた生活を送ると、いろいろなことは身に付きやすいです。実際、私自身も建築未経験からでしたし、その時は、仕事終わりも休日も上司に合わせて行動してました。二つ返事で「はい(YES)」でしたし(笑)大変ですが、その分、経験値が積めましたよ。

ただ、誰かの下につくと、視野が狭くなるんですよね。それを続けて人生積んでしまうと、だんだんと自分を否定できなくなるので、その価値観以外を受け止められず、成長もしにくくなります。下積み思考を否定するわけではないけど、今の時代の流れの早さや価値観の多様性を無視している感が否めません。

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デキる大工ほど、“職人技は機械化可能”と考えている!?

職人といえば、以前、ホリエモンこと堀江さんが、寿司職人の下積み話の件で話題にもなりましたが、大工についても「デキる大工ほど、“職人技は機械化可能”と考えている」と語っています。

動画の中で、堀江さんは、

  • 「むしろ最近は、職人の数が足りないくらい!」
  • 「デキる職人は『機械で職人技は再現できる』と言っている!」

などを語られています。施工できる技術は応用が効くので、組み合わせやアイデア次第で、いろいろと展開できるんですよね。

大工をやりたがる人が少ない理由は何?

大工をやりたがる人って、ホント少なくなりましたよね。現場仕事は「暑い」「寒い」「汚い」の三拍子ですし、工期に追われるし、「親方」が一番で言い訳無用ですし、給料安いですし・・・辞めたい要素満載で、将来に夢がないんですよね。

客観的に見たら、施工できる技術は応用が効くので、いろいろ展開できるのですが、結局、長い下積み期間で、視野と行動力を搾取されてしまうんですよ(笑)

『職人の喫煙率の高さ』も原因の1つ

また、以前このブログでも紹介しました、高知県に移住し、大工修行をしている、ぴーすけ(東直希)さんのブログの中でも、大工修行の経験の中から、若い世代が「大工」になろうとしない理由を語っています。

興味深いブログ記事は、止まって考える視点(気付き)と、為になることを吸収しようという感受性から生まれる!

2016.02.01

この辺も、徒弟制度で喫煙美学を強要されている気がしますけどね・・・タバコ吸ったりお酒が入らないとコミュニケーション取れないなんて、どんだけレベル低いんだよって話です(笑)

なぜ禁煙の住宅現場がないのか!禁煙工務店、目指しませんか?

2013.12.23

家づくりの禁煙化で売上げは伸びるのか?

2014.10.20

 

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