一般向けに発信しているのに、マニア向けになってしまう建設・建築関係の情報発信

「誰に、何を、どのように」って、ビジネスにおいて情報発信する上では、基本原則です。ですが、建設・建築関係では、一般向けとうたっておきながら、難しすぎる内容の情報は多いです(笑)

例えば、公益社団法人土木学会が公開しているオンライン土木博物館「ドボ博」。

「いつものまちが博物館になる」をキャッチフレーズに、地球全体を”ドボクの博物館”に見立て、独自の映像作品と土木学会が所蔵するデジタルアーカイブを使うことで、知られざるドボクの世界の魅力を届けよう

という内容なので、プレスリリースでも、

ドボ博は,土木の世界をできるだけ多くの人に紹介し,すべての人が都市や国土に対する思いを育むことができる,ひらかれた場でありたいと考えています。

と書かれていますので、一般の方にも土木を知ってもらおうという考えだと思われます。ですが、サイトの内容を拝見してみると・・・

ちょっと難しくて、これでは一般の方は見ないですね・・・簡単に調べてみると、ティザーサイトを公開した2月時は3500~4000ぐらいのアクセスが、その後翌月から今に至るまで月200前後ですからね・・・現在はほとんど見られてないです。土木マニアのためのサイトって感じですね。

ティザーサイトとは、発売前の新製品に関する断片的な情報のみを公開し、閲覧者の興味を引くことを意図したプロモーション用Webサイト。

これだと以前紹介した「土木展」の方が、一般の方に対してより身近に感じやすいです。

建築や住宅の展示の参考にしたい!21_21 DESIGN SIGHT「土木展」

2016.06.24

土木の世界は、深みもあって実は身近な存在なわけですから、土木のアイドル(ドボドル)ぐらいの素人存在がいて、少しづつ土木のことを知っていくような、エンタメ性やわかりやすさ、そして、一般の方が土木を知ることで、どんな得があるのか(ベネフィット)を明確にしないと、なかなか身近には感じてくれないでしょうね。

ビジネスにおいて情報発信する時の基本原則「誰に、何を、どのように」

「誰に、何を、どのように」は、ビジネスにおいて情報発信する時の基本中の基本ですが、意外と忘れがちなポイントです。この原則を忘れてしまうと、いくらテクニックを駆使しても、反応が取れない情報になってしまいます。そしてその順番も大事です。

  1. 誰に
  2. 何を
  3. どのように

ステップ1:誰に伝えるのか?

ブログが書けないなど「何を伝えたらいいかわからない」という方は、ターゲットが不明確なのが原因です。

例えば、あなたの目の前に見込み客がいたら、どんな話をしますか?きっと、質問をしたりして、その見込み客に合わせた話をするはずです。情報発信も同じことです。

伝えたい相手(売りたい相手)に合わせて、情報を届けなければいけません。あなたが伝えたい相手(売りたい相手)は誰でしょう?

ご主人?奥様?30代?40代?住んでいる地域は?好みは?・・・その人の興味や関心ごとは何なのか?悩みや心配事は何なのか?ライフスタイルはどのようなものなのか?

相手によって伝えることは違います。まずは、誰に伝えるのかを明確にしましょう。

ステップ2:何を伝えるのか?

伝える内容がなければ、「どう伝えるのか」を考えることは出来ません。

英語が話せる人に、「何か喋って」と言っても、何を話せばいいのかわからなかったり、プランを作れる方に、「プランを描いて」と言っても、どんなプランを描いていいかわからなかったりする方が大半です。

つまり、スキルがあったとしても、「何を伝えるのか?」が明確でなければ、そのスキルは活かせないのです。これは、情報発信でも同じです。

そもそも、伝える相手にどうなってもらいたいのでしょうか?どんな行動を起こしてもらいたいのでしょうか?それらを明確にしましょう。

ステップ3:どう伝えるのか?

ステップ1と2が明確になってから、それらを「どう伝えるのか?」つまり、『どのように魅力的に表現するのか』を考える必要があります。

「誰に」「何を」が明確になってから初めて、伝え方(書き方)のスキルやテクニックが役に立ちます。どんな言葉を使えばいいかとか、どんな表現方法がいいかとか。

 

  1. 誰に
  2. 何を
  3. どのように

この3つが欠けていると、発信しているのに伝わらない・反応が取れない情報になってしまうのです。

 

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