坂茂がTEDで行ったスピーチ「紙で出来た避難所」の動画です。
サステナビリティが盛んにささやかれるようになるずっと前から、建築家の坂 茂 は紙管や紙などの環境に優しい建材を使う実験を始めていました。彼の手による見事な建造物の多くは仮設住宅として、ハイチやルワンダ、そして日本などの被災地で全てを失った人々を救うために建てられました。しかし、こうした建造物が現地に溶け込み、当初の目的を果たした後も引き続き愛されているということがしばしば起きています。(TEDxTokyoにて収録)
https://www.ted.com/talks/shigeru_ban_emergency_shelters_made_from_paper?language=ja
坂茂氏は、一番最初に知った建築家です。
日本の建築家であり、慶應義塾大学環境情報学部の教授です。彼は紙管を主な素材として使用する「紙の住宅」や、災害被災地支援活動を通じた紙の住宅の提供などで知られています。また、彼はアメリカで建築を学び、ニューヨーク州の登録建築士でもあります。坂茂は日本建築家協会の名誉会員でもあります。彼の活動は日本国内だけでなく、世界中の避難民用のシェルターや仮設住宅の建設にも取り組んでいます。
毎回、紙の可能性を感じさせてくれます。
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