ここ数年、本当に
多様化が進んでいますよね。
みんなが好きなものと、
自分が好きなものが違う・・・
今、メールを打っている
パソコンのブラウザにしても、
私はGoogleのChromeを
使っていますが、
explorerの方もいれば、
safariの方もいますし、
firefoxの方もいます。
こだわりがある人ほど、
そんな状況ってよくありますよね。
実はこの現象、住宅にも起きています。
少し前、とある建築テレビ番組絡みの
クレーム実名告白が話題にもなりましたが、
設計事務所・建築家との家づくりが
増えていくに比例して、
クレームも増えているのは否めません・・・
もちろん、設計側の技術・知識レベルが
問題の時もあるかもしれません。
ですが、クレームの根源になっている
ひとつに、「価値観の違い」があります。
以前、お伝えしました「人・物・金」
物⇒金⇒人と移っているということは、
価値観が、「物」や「お金」という
第三者が定めた絶対的価値観から
「人」という相対的価値観に、
変化していることでもあります。
これまでは、価値観が
物(性能や機能)やお金であったため、
多少、人間性が悪くても、
契約に持っていけたようです(笑)
会社員時代、バブル世代の営業マンに
さんざん自慢話を聞かされており、
まさにその通りだ!と
痛感したことを思い出します(笑)
最近、こんなことありませんでしたか?
今まで、和気あいあいと順調に
打ち合わせが進んでいたのに、
ふとしたことがキッカケで、
ぎくしゃくしてしまった。・・・など。
・・・まるで恋愛のようですよね(笑)
「人」が中心となる時代は、
上手くいくときはトントン拍子ですが、
すこし歯車が狂うとすぐ崩れてしまう、
諸刃の剣でもあります。
だからこそ、ミスマッチが生まれないよう、
考え方に共感できる、
顧客を選び、顧客に選ばせる状況を
つくることが大事になってきますね。