ぼくらはひとつにならないといけないし、一緒に同じ方向を向かなきゃいけない。
ガウディが見ていた方向ですね。 それは、未来なんです。
《 サグラダ・ファミリア主任彫刻家 外尾悦郎 》
すごく良いこと言ってます。
実体験でこんな話があります。
とある建設業者から、問い合わせがあったので、
話を聞きに出向きました。
建売業者のようで、
なんでも、僕らのデザインに興味をもってくれたらしい
さっそく話を聞くと・・・
まぁ、価値観の違うこと
という気持ちにもなりかねないぐらいの価値観の違い。
施主に対して、設計に対して、建物に対して・・・
あえて、こちらが話を合わせていたので、
相手は好意的ではあったが、
明らかに方向性が違うので、仕事を蹴ってきました。
仕事を蹴るということは、
勇気がいることですが、
築き上げてきたブランドを守るためには大事なことでもある。
なぜならブランドは、僕らだけではなく、
施主含め皆で作り上げてきているものでもあるから。
「ブランド」という同じ方向性を向いているからこそ、
できることなのだと思う。
家づくりも同じで、
「創る人」、「建てる人」、「住まう人」
皆が同じ方向を向いていなければ、上手くはいかない。
なのに、いつもどこかが、
ぶれている現実がどうにも悔しい。。。