工務店がお金を掛けずに最高の人事採用をする方法

いつの時代も悩ましいのは、人関連の悩み。つまり「人事採用」です。

工務店として力を付けていくため、良い人材を採用し、どう組織力を伸ばしていくかは、どの工務店の経営者も抱える問題ですよね。

工務店がお金を掛けずに最高の人事採用をする方法

ここでは、私自身のこれまでの人事採用の経験の中で感じた3点をまとめてみました。

最後には、お金を掛けずに最高の人事採用を可能する方法もお伝えします。ぜひ参考ください。

目次

1. 転職サイトではお金が掛かりすぎる

新卒=即戦力ではない。という考えから、即戦力になる中途採用を探しがちになります。

ですが、他の業界含めても、中小企業や個人事業主に、飛込みでいきなり優秀な人が来ることは滅多にありません。だから、何かしら転職系のサイトを利用しての採用を考えてしまいます。

私が担当したときもそうでした。とある方から、紹介をいただいた転職サイトを利用させてもらいました。ですが、これが高い・・・

いい人材を採用しようと、有名な大手転職サイトを利用したのですが、今考えると、費用対効果はあまりいいとは言えません。皆、今よりいい給料を求めて、転職をしたいと考えているわけですし、なにより、登録している方々が全て優秀というわけではないのです。

経営者としては、良い人材を割安な給料で雇いたいのが本音ですよね。それを達成するには、転職サイトなどを利用していては難しいですね。

2. 面接での言葉は8割が誇張!

採用を担当して、何度か痛い目にあったのが、「面接での言葉は8割が誇張」されているということ。

よくあるパターンが、応募者が必死で採用を求めている場合、できないことも「できる」と言ってしまいがちなのです。

また、1級建築士の資格を持っているからとの理由で、採用にいたっても、体が弱く、工務店のワークスタイルについていけないければ、意味がありません。

このワークスタイル問題は、面接時に事前に確認しても、当の本人は「大丈夫です。」と言います。でもこればかりは、本人の気持ちだけでは乗り切れない部分もあります。

その他には、こんなこともありました。

画像編集系のソフトである、フォトショップやイラストレーターを使えますか?の質問に、「使えます!」と答えるもんだから、採用後に使わせてみると、、、全然使えない。。。

採用の必須項目ではなく、使えるなら、助かるなぁ。程度でしたので、後々、無理やり覚えさせましたが。

経験談から言いますと、肩書きや能力、そしてその場での意気込みだけで選ぶと痛い目にあいます。

3. 新卒ほどヒドイものはない!?

たとえ大学で賞を取ろうが、学校を出たからといって、すぐに即戦力で使えるほど、建築は甘くはありません。

経験上、新卒で工務店や設計事務所に入る人のほとんどが、他の企業から声も掛かっておらず・・・さらには、新卒がゆえ、仕事の仕方を知らないという始末・・・

こんな人材を採用したいと思いますか???

若い人材ほど、「変に染まっておらず、自社の考え・コンセプトを理解してもらいやすい、さらには、給料が安い。」という利点はあるのですが、経験談から言いますと、教育機関が整っていないなら、新卒の採用は止めた方がいいです。

とはいえ、優秀な人材を採用したいのは、どこの工務店も同じ事。

最高の人材を採用できる、こんな方法があるのをご存知でしょうか?

お金を掛けずに最高の人材が欲しいなら、あなたを知ってもらう必要がある!

どんな優秀な人材も、採用する前に、

代表であるあなたの考え、コンセプト、仕事の仕方、人柄など、あなた自身を知ってもらうことが大事です。

実は、スキルや知識、仕事の能力が低くても、それはトレーニングや研修をしっかりしていけば徐々に身につけられます。

しかし、あなたの理念や方向性に同意できないのは、軌道修正がかなり難しくなります。むしろ、そのような人は同じ船に乗るわけにはいきませんし、周りの人へも悪影響を及ぼします。

だからこそ大事なのは、理念や方向性、目標や夢が共有できていることなのです。そのためには、メルマガやブログ、SNSなどで常に発信していくことが大事になってきます。

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