持ち家志向、低下中。だからこそ工務店にはチャンスが到来!

持ち家志向、低下中です。

政府は11日午前、平成25年版の「土地白書」を閣議決定した。住居に対する国民の意識調査で「土地・建物は両方所有したい」と持ち家を希望する回答が79.8%と12年ぶりに8割を切る一方、「借家(賃貸住宅)でも構わない」が12.5%と過去最高となり、所有にこだわらない風潮が広がっている。

「持ち家」志向、7割台に低下 平成25年版「土地白書」で意識調査

約8割の方が「土地・建物は両方所有したい」と持ち家を希望しています。「まだ8割」と捉えるか、「もう8割を切った」と捉えるか難しいところですね。8割を下回ったのは12年ぶりとのこと。

調査は今年1-2月で全国の成人男女3000人を対象に実施し、有効回答率は57.3%だったようですね。

持ち家志向、低下中。だからこそ工務店にはチャンスが到来!
持ち家志向か借家志向か(出典:国土交通省Webサイト)

若い世代は所得の低下もありますし、フリーランスが増えていることもあり、持ち家は、ムダな買い物だと思っている人たちも増えてきています。

また大地震が予測されている地域では、二重ローンになる危険もあるため、不安な方もいるはずです。

二重ローン問題とは、災害などで被害を受けた住宅のローンなど、もともとあったローンの支払いにより、再建のための資金調達が困難になったり、あるいは、新たなローンを組むことで二重のローンを負担に苦しめられたりすること。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%87%8D%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C

そんな中でも確実にいる層は、「自分らしい暮らし」をしたい人たちです。

ここ数年、中古物件を買って、リノベーションしたり、賃貸物件でも自分好みにリノベーションできるところに住んだり、「自分らしい暮らし」を実現することに、必ずしも一戸建でにこだわっていなかったりしますよね。

目次

自分で「自分らしさ」を見つけるのは難しい!?工務店の役割とは?

自分自身の「個性」や「特性」を見つけ出すのは、一見すると容易なようで、実は困難な挑戦となることが多いです。自己の内面を深く探求し、自分らしさを見つけ出すことは、自己理解の旅であり、それは一人ではなかなか難しいものです。そこで必要となるのが、その「自分らしさ」を引き出す役割を果たす存在です。

ここで、工務店がその役割を果たすべきだと考えます。工務店は、ただ単に家を建てるだけでなく、お客様一人ひとりの「自分らしさ」を引き出し、それを形にすることが求められています。

持ち家志向が低下しているという現状を考えると、その反面で、家を所有したいという強い願望を持つ人々が増えているとも考えられます。彼らはただ家を所有するだけでなく、自分らしい生活を実現する場所を求めています。

そのため、工務店にはこれまでの設計スキルだけでなく、施主の「自分らしい暮らし方」を引き出す力が求められています。それは、コミュニケーション能力やコーチングスキルを含む、人間理解と対話の力です。

工務店もまた、変革の時期を迎えています。これまでのスキルや経験だけでなく、新たな視点や能力が求められているのです。しかし、この変革期こそが、新たなチャンスとなるのです。

自分らしい生活を実現するための家づくりをサポートすることで、工務店は新たな価値を提供できるようになります。それは、ただ家を建てるだけでなく、お客様一人ひとりの生活を豊かにすることです。

この新たな挑戦を、これからも、お客様の「自分らしい暮らし」を実現するためのパートナーとして、工務店が果たすべき役割を考え、行動していきましょう。

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