売上とは、いったい何でしょうか?

実は、売上は、お客様の顧客満足の大きさに比例しています。
だから、顧客満足を提供できない設計・デザイン、家づくりは、やがて市場から消滅していきます。
パッと見の奇抜なデザインや、考えの押し付けだけでは、もうやっていけない時代に突入しています。
しかし、顧客満足を提供できる家づくりを行うだけで、売上が伸びる訳ではありません。
そこには、売るための仕組み=戦略が必要となってきます。
売るための仕組み=戦略とは?
1.設計・デザインを始め、家づくりの過程で楽しみや喜びを提供し
2.暮らしてもらい
3.施主は満足感を味わい
4.ファンとなり
5.売上や紹介へとつながる
この仕組みは、売上につながる3つのカテゴリーに分けることができます。
売上につながる三つのカテゴリー
1.新規顧客数
2.購入頻度
3.購入単価
つまり

ということになるのです。
そして、ひとつずつのカテゴリーを、どのような方法で増やすのかを考えていきます。
1.どのような方法で顧客数を増やすのか?
⇒ 集客のための仕組みを作る。
2.どのような方法で購入頻度を上げるのか?
⇒ 購入頻度を上げるための仕組みを作る。
3.どのような方法で購入単価を上げるのか?
⇒ 単価を上げるための仕組みを作る。
以上のように整理して考えると、仕組みはうまく機能して、売上を上げることができます。
売上を一気に2倍にする!
そして、売上を2倍にするには、広告費を2倍にする必要はありません。また集客力だけを2倍にする必要もありません。
今までを「1」とするなら、「1.3」の努力で売上が約2倍になるのです。「1」から「1.3」という少しの成果で、しっかりと売上を上げることができます!

例えば、以下のように分けて考えます。
1.集客を行い、顧客数を増加させる。
・チラシ
・ホームページ・ブログ
・メディアで紹介
・イベント
・口コミ
などにより露出を図り、認知度を高めることで、集客して、顧客数を増やしていきます。
2.接触頻度を上げ、信頼関係を作り、契約までの期間を縮める。
・見込み客にDMやメルマガなどによる情報発信をする。
・見込み客と接するときは必ず名前で呼ぶ。
・オンラインなどのコミュニティをつくり、運営する。
・セミナー、ワークショップを行う。
3.メニュー数や付加価値を付け、購入単価を上げる。
・基本設計だけでなく、設計監理・確認申請なども請ける。
・住宅の設計だけでなく、インテリアのコーディネートも行い、商品を紹介する。
・家を建てた後のメンテ商品(DIY商品)などの販売。
などにより、購入単価を上げる。
また上記2を行うことで、
・お客様が気持ちよく依頼できるため、購入単価の増加や
・新しいお客様への紹介に結びつき、顧客数の増加
にも結びつきますよね。
こうすることで初めて
顧客満足を提供できる設計やデザインが認められ、
満足感を得た施主による口コミが生まれ、
より良いプラスのサイクルが生まれてきます。