(かなり昔に書いてた記事が下書きに眠ってたので・・・)
Casa BRUTUSが、この冬で創刊15周年を迎えるようで、建築の特集にもチカラが入っています。No.161は、「死ぬまでに見ておくべき100の建築。」というテーマ。
ル・コルビュジエ、F.L・ライト、A・ガウディ、ミース・ファン・デル・ローエ、ルイス・カーンといった近代建築の巨匠作品だけでなく、遺跡や庭園、プール、名作住宅、劇場など、世界中から100件のベスト建築を厳選した特集になっています。




数ある世界の建築から100だけ選ぶのは、大変ですよね。編集後記のEditor’s Voiceでは、その悩んだ苦労が垣間見えます。
私はその創刊準備からこの雑誌づくりに関わってきたのですが、いつか一度ベスト建築をまとめてみたいという思いを抱いてきました。そして訪れたこの好機。今までの経験と、まだ未体験ながらも今後「行ってみたい!」という熱い思いで、ベスト100選を考えてみました。
とはいっても独断と偏見だけでは100件を選べません。まずは編集長以下、編集部スタッフ全員でのリストづくりから始まりました。8人の社員編集者が思い思いのベスト建築をリストアップ→それを特集担当編集スタッフ4人で取捨選択するという方法で最終リストを作成。
正直、100件に絞るのはキツイ作業でした。泣く泣く落とした建築も多数あり・・・例えば、イームズハウスやアアルトの住宅、ズントーの美術館などなど・・・。読者の方の中には「あの大好きな建築が入っていない!」「これが選ばれているのに、なぜあれが入っていない!」などと、お思いの方もいらっしゃるかもしれません。でもそこはお許しください。すでに第二弾もつくりたい!という考えでいますので、ぜひ次回をご期待ください。
カーサブルータスは、コンテンツの再利用が上手いですね(笑)
