新聞を読んでいる年代別の比率は、なんとなくわかりきったことでしたが、改めてこうして記事でみると、なぜいまだに新聞に折り込みチラシを入れるのか?不思議なものですね。
年齢層 1995年 2010年 20代男性 32% 13% ▲20% 30代男性 55% 23% ▲32% 40代男性 67% 41% ▲26% 50代男性 74% 49% ▲25% 60代男性 73% 68% ▲5% 70代男性 73% 78% △5%
「2012 年 日本人の情報行動-橋元研究室・総務省情報通信政策研究所共同研究」(東京大学大学院情報学環調査研究編№29)の平成 24年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書でも同じような内容になっています。

テキスト系メディア利用の行為者率・行為者平均時間
年齢層 | 2012年 |
20代 | 10.4% |
30代 | 28.5% |
40代 | 45.7% |
50代 | 59.4% |
60代 | 65.8% |
家づくり世代の30代は、3~4人に1人しか新聞を読んでいない・・・
30代社会人で、新聞を読んでいたとしても、紙媒体ではなく、ネット媒体は多いです。通勤しているサラリーマンを見ていると、スマホやタブレットでニュースを見ている方がいますよね。
だから・・・
3~4人に1人しか読んでいない媒体に、チラシ広告を入れるのは賢い策と言えるのでしょうか???
複数の新聞業者があるため、1社だけの折り込みだと、より届く率は少なくなります。さらに、その中で家づくりを考えている人はどのくらいに絞り込まれるのでしょうか???
これでは、どんなにチラシの質を上げても、反応はよくないです。また、新聞折り込みではなく、費用の高いポスティングに変えたりします。
いずれにせよ、チラシ広告だと、
- どんなキーワードに惹かれたのか?
- どんな写真に惹かれたのか?
- どんな文章に惹かれたのか?
こういったデータがとれない・とりづらい傾向にあります。
読んでない媒体にチラシを撒く
↓
反応が悪い
↓
部数を増やしたり、撒くエリアを変えたり、デザインを変え、ポスティングに変え、
その場限りの売上確保のために、チラシを撒き続ける
↓
たとえ一時的に反応が取れても、マス広告のためデータがとれず、
何が良かったのか、何が悪かったのかわからない。
チラシ広告だけに頼っていると、大半がこのような負のサイクルに陥っていたりします。だけど、新聞紙という媒体に見切りをつける判断ができないのが現状です。
なぜなら・・・判断をする人間が新聞を読んでいる世代だったりするからです。ここに顧客との乖離が生まれていますね。これでは集客できないのは当り前です・・・
これの解決方法のひとつに挙げられるのが、PPC広告です。ぜひ参考ください。