仕事をする上で、ここ数年、
結構気にかけていることがあります。

それは、
“言葉の定義”を明確にする。
ということです。
これすごく大切です。
例えば、お客さんから、
「家づくりの相談が・・・」
あったとします。
で、「家づくり」という言葉、
これがくせ者です。
なんか、使い勝手のいい便利な言葉だし、
それなりにイメージがあるのでつい、
軽~く、使ってしまいがちですが、
人によっては、「家づくり」って、
・デザイン性の高い住宅であったり、
・性能が高い住宅であったり、
・価格重視でローコストな住宅であったり、
・ライフスタイルを重視した住宅であったり、
・DIY要素を含んだ住宅だったり、
ほんと、全く違う捉え方をしているんですよね。
だから、話を進める際は、
「あなたが言っている“家づくり”って、
どんな意味で言っているんですか?
家づくりの定義って何ですか?」
そんな風に、そのお客さんが使っている
“言葉の定義”を明確にしていく必要があります。
それを怠って、
「何となくお互いが分かっている状態」
で打ち合わせを進めていくと・・・
間違った方向へ行ったり、
焦点がぶれてしまう・・・
ということが起こってしまいます。
要するに、
「時間の無駄」
になるわけですね・・・。
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お客さんが使っている
「言葉の定義」を明確にする
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これは、仕事をする上で、肝の命じるべき
最重要ポイントのひとつだと思います。
そのためには・・・
まずは、「言葉の定義」を常に意識する、
それだけで全く変わってきますよ。