
「最初の晩餐」新聞篇 2013年
味の素 AJINOMOTO 企業広告
消費者が選ぶ広告の賞「第53回 消費者のためになった広告コンクール」で
最優秀賞に当たる経済産業大臣賞しました。
最初の晩餐。
世の中の甘さや苦さを、人生で初めて知るのは、食卓でした。
甘い、酸っぱい、塩っぱい、苦い、うま味がある、粘っこい、滑らか、硬い、軟らかい・・・。
たくさんの味や食感に出会い、乗り越えることで、子どもの一生は味わい深いものになっていく。
タイトルや構図が、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」にインスパイアされています。

最後の晩餐
また、赤ちゃんが食事している写真がいいですね。
【柔らかい】から【苦い】という味覚を、赤ちゃんの反応した表情で表現しているのが印象的です。
臨場感・生活感があるからいい!
広告でよく言われている目を引く三大要素は、
- 赤ちゃんや子ども
- 子犬や子猫などの小動物
- 若いお姉さん
です。
(まぁ、住宅の広告に、若いお姉さんはダメですが笑)
逆に一番ダメなのは、人気(ひとけ)のない写真です。
実際に自社で建てた住宅で撮影しているのに、
あまりにも人気(ひとけ)がなく、きれいすぎる写真は、
住宅チラシやホームページで、よくみかけます(苦笑)
建物を表現したがる、その気持ちはわかるのですが、
そこまで求められていない現実があります。
だから
臨場感を伝えましょう。
[…] 以前、「住宅の広告で伝えるべき臨場感!」という記事を書きましたが、食べ物でいうシズル感は、住宅における臨場感だと感じています。 […]