昨年の秋頃、面白い不動産サイトがオープンしました。

Concent不動産
Concent不動産は、高円寺のWEBマガジン「Concent」から生まれた不動産屋さんです。
高円寺を愛するひとへ、ビビッと通電!高円寺のWEBマガジン【Concent】

高円寺を愛するひとへ、ビビッと通電!高円寺のWEBマガジン【Concent】
高円寺という街を知り尽くしたスタッフが、
独自のネットワークで見つけたたのしい賃貸物件を、
これまた独自の視点でご紹介致してくれます。
街もお部屋の一部と捉え、おいしいシチューのお店や、
へんてこマスターのいるBARを知っている方だからこそ、
そこに住む「理由」を伝えてくれます。
これまでの不動産サイトに多い、
- 写真が見にくい
- 他と同じ物件ばかりが並ぶ
- おしゃれじゃない
といったところにメスを入れたサイトになっています。
例えば、
- 物件詳細ページには物件ごとにそれぞれの物件イメージに合ったモデルを起用。
- 部屋探しだけでなく、モデルを見て楽しむコンテンツ。
- 単なる物件紹介ではなく、高円寺のライフスタイルを熟知した専門のライターが実際に部屋を取材し、部屋の良いところから悪いところまで、個性豊かに解説する。
物件紹介もひとつひとつブログ記事になっています。
タイトルからもわかるように、ちょっとしたマガジン風に女性モデルを入れて編集され、うまく表現しています。
さらに、こんな宣言をしています。
- 物件数は少なめですよ宣言
- しつこい営業好きじゃないです宣言
- 物件のおかしなとこ伝えたい宣言
- 車でぐるぐるまわらない宣言

高円寺に特化して、掲載している物件数も限られていますが、
ピンポイントで部屋を探したい人にはいいですね。
高円寺が好きで、高円寺に住んでもらって、高円寺を良くしたい。
という気持ちが伝わってきます。
「 物件を提案するのではなく、ライフスタイルを提案する」
「ひとつひとつの物件を魅せる記事として読ませる」
というのは住宅業界でも応用が効きます。
- 写真を見やすくする。
- 他と同じような住宅にしない。
- デザイン性を高める。
- 住宅だけでなく、住まい手のライフスタイルも見て楽しめるコンテンツにする。
- 単なる建物の紹介ではなく、ライフスタイルを中心に、良いところから悪いところまで、個性豊かに紹介する。
こういったアプローチを導入することで、
「つい読んでしまう」粘着力のある良いサイトを作れますね。