住宅業界で身近に1人は欲しい人材

住宅会社や建築設計事所におけるブランディングからプロモーション、プロデュースの全てを学ぼう。ということで、「建築スーパーバイザー講座」が4月2日から開催されるようです。

j-apa_com_index_html

一般社団法人 日本建築プロデュース協会(東京都港区)は4月、住宅会社や設計事務所の広報・企画・営業などの担当者向けに、プロデュースやプロモーション、建築写真撮影のスキルをもった人材を育成する「建築スーパーバイザー講座」を関東・関西エリアで開講する。

住宅会社が社内でプロモーションやセルフブランディングを行う人材を確保・育成しホームページ運営やイベント企画、施工事例の管理などの業務で活用することで、集客力、契約数、売上高向上が見込めるとする。

全6日・5項目の講座内容は以下の通り。
第1講座:建築スーパーバイザー概論、住育概論、建築プロデュース概論
第2講座:集客プロモーション企画概論、ビジネスIT知識、WEB・SNS知識
第3講座:建築写真
第4講座:住宅建築業界における基本ブランディング概論
第5講座:WEB企画制作基礎、WEB企画制作実践

全講座受講後、同協会に入会・登録すると建築スーパーバイザーの資格認定者として認められる。受講料は30万円。

自社プロモーションできる人材を育成する「建築スーパーバイザー講座」を4月開講|新建ハウジング

 

建築スーパーバイザーは何故、必要か?

「住宅建築業界において優れた技術者(大工職人等)や建築設計士・現場監督が沢山、世に埋もれている。」
「建築知識や建築デザインに対してのスキルや能力は高いが誰もプロモーションやプロデュースする知識や技術は教えてくれない」

といった事から建築業界の自助努力によって企画・広報・営業の課題を解決するため、住宅建築会社等の経営、広報、企画、営業、インテリアコーディネータ担当者向けに、「建築スーパーバイザー資格」は誕生したとのこと。

380

日本建築プロデュース協会より

 

面白い取り組みなんだけど…

私もブログやメルマガでも取り上げたりしますが、実はこの分野は人手がいないのです。田岡さんを詳しくは存じ上げていませんが、この取組自体は応援したいですね。私も、こういった人材はどんどん増えてほしいと考えています。

ただ、ノウハウや知識だけを伝えるセミナーだと無意味に近いです。「いい話を聞いたなぁ」で終わって、結局何もしない方が大半なので(笑)半強制的に実践させて、フォローしない限り、身には付かないですね。

また小手先のノウハウだけ学んでしまうと、すぐに新しいノウハウが出てくるので、何からやっていいかわからなくなります。

そして、こういった、協会を作って資格制度を設ける方法は、最近増えましたが、結局、こういった資格は「足の裏についたご飯粒」みたいなものですよ。

 

基本はマーケティング

この講座、概論を除けば、基本は「マーケティング」です。製作技術より、「マーケティング」をしっかりと学んでおけば、新しいノウハウが出てこようが、惑わされることはありません。

ちなみに、この講座の「建築スーパーバイザーの活躍例」

  • 事例なのに、主催側の一方的な声。
  • 事例なのに、フリー素材の写真を使用。
  • 事例なのに、具体的な数字がない。
  • 事例なのに、どこの誰だかわからない。

などなど、マーケティングとしては無しですよ(苦笑)嘘の声と思われても仕方がないですね…

 

…決して、取り組みを否定しているわけではないので…応援しています。

 

 

 

工務店経営者向けのメールマガジンをお届けしています。

下記フォームよりご登録頂いたメールアドレスに、工務店経営者向けの不定期メールマガジン『イエコトバ』をお届けいたします。不要な場合、いつでも解除できます。




追伸:工務店経営者の方にお知らせです。
参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。