「体験を売る」ってどういうこと?

”「モノ」でなく「体験」を売れ”

という言葉を、最近では、
よく耳にするようになりました。

「モノ」そのものを売っている場合、

圧倒的に安いか、
圧倒的に優れているか、

でないと、大半は売れません。

上記のどちらかと満たしていても、

今の世の中、戦後直後とは違い、
高品質なものが溢れています。

機能がどれだけ優れているなど、
商品のスペックだけでは、

勝負できているようで、
実はできていないのです。

住宅業界も同じですね。

なので、付加価値をつけるため、

デザイン系の住宅が、
数年前から伸びてきています。

でも、その中でも、
伸びるところと伸びないところが
出てきました。

なぜなのか?

伸びないところは、結局、

「他の人とは変わった家」

というモノで売ってた
だけなんですよね。

やはりこれからは、
「体験」です。

「体験」を売るって何?
と思われるかもしれませんが、

簡単に言えば、

”その住宅を手にして
どんな状態になるのか”

を売るということです。

他で例えるなら、

テレビを売るのではなく、
生活空間を売る。

お寿司を売るのではなく、
子どもとの楽しい食事時間を売る。

レストランのメニューを売るのではなく、
夜景の見える綺麗な景色と空間を売る。

観覧車を売るのではなく、
カップルとの貴重な時間を売る。

といった具合に、

人が欲しているのは、
商品・サービスそのもの
ではないのです。

”その住宅を手にして
どんな状態になるのか”

その状態を、
具体的にイメージさせることが、

性能やスペックを伝えるよりも、
ずっと大事なことですよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。