工務店集客の次元ではない南相馬市

少し前になりますが、仕事絡みで福島県の南相馬市に行ってきました。

福島県の二本松辺りから、まだ避難区域である飯舘村を通り、南相馬市へというルートです。

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津波で流され、残った基礎の上に、ボロボロの土台がアンカーボルトで留まっていたり、建物の1階部分が津波で壊れたままになっていたり、まだまだ傷後が癒えていないですね・・・というより、ある程度片付いたから、そのままって感じです。優先している方へチカラを注いでいるとからでしょうか。

家は建てたいけど、土地がない

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現地の情報を聞くと、

  • 南の方は、まだ除染区域。
  • 地元の銀行勤めの方でも、土地の情報が回ってこない。
  • 全国展開している坪40万円代住宅メーカでも、坪60万円ほどになる。
  • 着工に2年待ちとからしい・・・
  • 土地を新しく造成しているのは、津波で流された人のみが購入対象。

同情したくなる気持ちもわかるが、現実は複雑。

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実際、これだけのお金が動いているというわけ。だから働かない人もいるようだし、「足元見やがって、なんで坪40万円でできないんだ!」と、被害者意識が強い人もいる。また、こういったお金を目当てに業者は、あれこれ考えている。

「この場所から幸せを感じられない・・・」

これが素直な感想です。

何のための住宅なのか、作り手も住まい手ももう一度見なおさない限り、この場所に家なんて建てるべきじゃない。より不幸になるだけだ。

何かがズレてしまっています・・・

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良心をもたない人たち (草思社文庫)

  • 作者:マーサ スタウト
  • 出版社:草思社
  • 発売日: 2012-10-04

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ABOUTこの記事をかいた人

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。