工務店が誤解しているfacebook集客

記事が2014年の内容で古いですので、こちらをご覧ください。
工務店が誤解しているfacebook集客

工務店や設計事務所の集客方法一覧

2017年1月8日

「facebookをどう活用すればいいの?」という相談を受けることが増えています。

多くの工務店は、facebookを始めたものの、何を書けばよいのか分からなかったり、更新が続かないなど、試行錯誤されているケースが多いようです。また、続けても、反応がなくてモチベーションが低下し、更新をせず放置してしまったケースもあるようですね。

工務店に嘘や間違った情報が伝わっているfacebookの集客ノウハウ

facebook集客において、間違った情報、またはすでにそうでなくなってしまった情報が、何故かはびこってしまってます。それらをいくつか挙げてみましょう。

間違った情報その1 :上位表示される

少し前まで、「facebookは第二のホームページ!」とか、「facebookはホームページの代わりになる!」とか、「facebookは検索上位表示が実現しやすい」とか言われていました。

確かに、一時期は、メインキーワードでGoogle検索すると、facebookページが2位とか3位に上位表示されてたり、中にはホームページよりfacebookページの方が上位に表示されていることもありました。

ですが、今ではGoogleの検索システムのアップデートなどで、上位に表示されなくなっています。

間違った情報その2 :口コミが拡散する、ファンがファンを呼ぶ

「facebookで見込み客を囲い込むと、コストを掛けずに継続して告知ができ、しかも告知した情報は、facebook上で友達に拡散されるので、無料で情報を広めることができますよ。」なんて言われていました。たしかにシステム的に論理上はその話は成り立ちます。

でもこのセリフは、2000年頃のインターネットバブル期に使われて言葉と同じです。「ホームページがあれば、24時間365日、ビジネスができます。」「これからはホームページがチラシ替わりになるので、販促費が抑えられます」など、当時のWeb制作会社はこのようなセールストークで、ホームページ制作を獲得していました。

システム的には拡散できる仕組みであっても、お客さんからしてみたら、オフラインで繋がりたいと思っていないのに、オンラインで繋がろうとは思いません。

また、facebook利用者は、日本では2000万人(2013年)ほどです。止めている人も増えていることから、正直、あまり多いとは思えません。

間違った情報その3 :大手の真似をすればいい

無印良品などのブランド性が高いところや、大手ハウスメーカーなどで、それなりに活発なページをみると、「既存顧客数」「写真などのコンテンツの量と質」「更新頻度」が優れているため、コミュニティとして成り立っています。

「既存顧客数」「写真などのコンテンツの量と質」「更新頻度」といった、これらが足りていない地域の工務店が真似をしてしまうと、失敗します。

facebookを始める前に、しなければならないこと

そもそも、facebookはコミュニケーションツールです。ツールなので、使ったからといって、集客できるものではないのです。先ほどにも挙げたように、オフラインで繋がりたいと思ってないのに、わざわざオンラインで繋がろうとは思いません。

まずは、既存の見込み客やOB施主たちと、オフラインでもしっかりと交流が取れる場を作りましょう。

そして、オンライン上での正しい手順は、

  1. チラシやネット広告などで、ホームページにしっかりアクセスを呼びこむ。
  2. ホームページの反応率を上げる。リピート訪問数や資料請求の数、メルマガ登録の数を増やす。
  3. それから、ソーシャルメディアです。

という流れで進めていきましょう。

ろくにホームページやブログも更新できてないのに、facebookを上手く使いこなせますでしょうか?続けられますでしょうか?facebookをしなくていいとは言いませんが、中途半端にするなら止めたほうがいいです。

工務店のfacebook集客は「信頼性」と「コミュニティ」が肝!

使い方その1.信頼性を高めるには、「いいね!」が重要なポイント

facebookを自社の集客に活かすための簡単な手順を挙げておきます。まず、facebookページを作成してください。

工務店が誤解しているfacebook集客

そして、そのページに「いいね!」を増やしてください。

工務店が誤解しているfacebook集客

「いいね!」を押してくれるフォロワーを増やすために下記の3点を実行します。

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1.周りにfacebookを使う人を増やす

当たり前のことですが、スタッフはじめ、付き合いのある業者、身近な施主など、facebookを使う人を周りの人から増やしてください。facebookを使う楽しさや、情報の見方や広め方などを知ることから始まります。

2.「いいね!」を押してくれるフォロワーを増やす

まずは多くの見込み客に、自社のfacebookページをフォローしてもらいましょう。フォロワーを増やせば、更新担当者のモチベーションも上がります。まずは、上記の1で増やした人から巻き込んでください。

その他、ホームページから資料請求があった見込み客や、イベントの来場者などに、積極的に促し、フォローしてもらいましょう。「施工例やお客様の声などを定期的に更新していますので、よかったらフォローして下さいね。」という感じに。

3.お客様が知りたい情報を発信する

多くの工務店がfacebookページで、自社のイベント告知やブログへの誘導などを発信していますが、一方的な宣伝色の強い書き込みはお客様に敬遠されます。

なので、facebookページでは、家づくりを検討中の見込み客が知りたい情報を、定期的に発信しましょう。例えば、家づくりの進め方や資金計画の考え方、施工事例やOB施主のインタビューなどです。有益な情報を発信し、ファンになってもらうことで、イベント告知にも興味を持ってもらえるようになります。

宣伝色の書き込みは全体の2割ぐらいで十分です。これは、ブログにも同じことが言えます。

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上記を実行していただき、「いいね!」が集まったページは、ホームページなどに埋め込むことで、信頼性を高めることができます。

使い方その2.グループ機能を使ったコミュニティ

facebookには、グループを作れる機能があります。

これに、引き渡し後の施主だけのグループ、もしくは濃い見込み客も含めたグループを作り、設定を招待した人しか入れないようにすると、簡単に会員制の仕組みをつくることができます。

工務店が誤解しているfacebook集客

そうすることで、イベントの共有や引き渡しの繋がりを持たせることができ、口コミや紹介にもつながりやすくなります。

もちろん、クレームが出た時のことなどを考えると、施主同士を繋げることは恐ろしい部分もあります。良いことよりも悪いことの方がすぐに広まります。ですが、それを隠そうとする考え方では、これからの情報社会での生き残りは難しくなっていきます。あえて、施主同士を繋げ、情報を発信していき、問題が出ないようにしていく、出てもすぐに対応・改善できるよう整えていくことが、これからの工務店には必要ですね。

最後に

無料なものは手間が掛かります。Facebookなどのソーシャルメディアは、手順を間違えてしまうと、手間だけ掛かって結果が出ないなんてことは、多々あります。実際、ソーシャルメディアで集客をしようとして失敗した工務店は多くいます。寂れたfacebookページがそれを物語っていますね。

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    設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。