国土交通省が5月26日に発表している、「中小工務店・大工業界の取り組み状況に関する調査結果について(概要)」が興味深かったので、その一部を取り上げてみます。
【年間新築受注戸数】
新築住宅を年間何戸受注しましたか。
*平成 22 年度から平成 24 年度までの元請による受注戸数の年平均

- 0件 15.6%
- 1件 16.5%
- 2件 12%
- 3件 6.4%
- 4件 3.3%
- 5件 2.4%
- 6~9件 5%
- 10~19件 4.6%
- 20~29件 1.9%
- 30~49件 1.4%
- 50件 0.8%
【省エネルギー基準適合義務化認知度】
2020 年までに新築住宅に省エネルギー基準への適合が義務化されることについてご存じですか。

省エネ基準適合義務化って・・・
住宅性能評価の普及に失敗して、長期優良住宅の普及に失敗して、今度は省エネ基準適合義務化の失敗へ向けての歩み始めているといったところでしょうか(苦笑)
これらを決めている方々って、今の新築住宅に住んだことがあるのでしょうか?数字だけで判断してるんですかね…
住宅や住まい方も多様化する時代に、一方的な義務化は、失敗を招くだけのような気がします。瑕疵担保責任ほど重要視されていることでないでしょうし…なんだか、途中で義務化が外れそうな気がします(笑)