5月29日、木材利用ポイント事務局が、対象地域材の樹種に、
- オウシュウトウヒ(スウェーデン産)
- オウシュウアカマツ(スウェーデン産)
- ラジアータパイン(ニュージーランド産)
を追加すると発表しています。4月のベイマツに続いて、外国産材です(笑)しかも、国指定、なぜ他の地域のではダメなのでしょうか?解せないですね。
ポイント発行対象となる時期はまだ未定です。
追加された樹種を使用した工法が対象工法として都道府県協議会により推薦され、基金管理・制度運営委員会に認められた後に対象となります。具体的な時期等については別途お知らせします。
言葉の定義があいまいな住宅業界
先日の「建築」「建設」もそうですが、木材も同じように、名称の定義があいまいです。
オウシュウトウヒって聞くと、トウヒ(唐檜)で国産材のように聞こえますが、別名:ホワイトウッドと呼ばれる外材です。シロアリ大好きホワイトウッドということで、「柱は家の主」と教えてくれた国産材信仰派の70歳の先輩からは、「構造材には絶対使うな」と教わってきました(笑)
オウシュウアカマツも同じく、アカマツ(赤松)で国産材のように聞こえますが、別名:レッドウッド(レッドパイン)などと呼ばれる外材です。
木材にはそれぞれ長所と短所があるので、外材だからといって否定するものではないですが、国産材のように聞こえさせるネーミングが嫌ですね。
また、元々掲げてた地域材活用の意義を見失ってますね。

映画は応援していますけどね。

[…] 外材OK!解せない「木材利用ポイント」 […]