以前紹介した「日本仕事百貨」という求人サイト。

日本仕事百貨
求人内容を、雰囲気の良さや考え方・コンセプトなどを、ストーリーを通じて、表現をして、共感を誘い、「ここで働いてみたいかも」と思わせる流れです。嫌な感じを与えず、相手を絞り込むことができ、応募者側も、感じに合わないなら応募しなくなります。
こういった手法は、集客にも使えますよね。
でも、その反対と言ってもいいぐらい、広告デザイン会社dofのこの開き直り方、結構好きです。
「ブラック企業dofに入社しないほうがいい10の理由。」 – dof inc.

「弊社は、こうだよ。」という表現で、主な特徴を挙げており、それをメリットと感じるか、デメリットと感じるかは、「あなた次第」といったスタンスです。「こんなクソな会社に誰が入るか!」と思うかもしれませんが、dofは「サントリーのハイボール」「プリッツ」などの広告を手がけています。
例えば、2007年電通賞を受賞した、サントリーオールド・父の上京(『家族の絆』シリーズ)とか。
そのスキルを学びたい、人脈を得たい人は応募するでしょうね。
隠さず本音で語れるかどうか。
表現はテクニックですから、「日本仕事百貨」のように柔らかい表現もあれば、dofのような生々しい露骨な表現もあります。上記に共通しているのは、「隠さず伝えている」ということ。
現場の様子やお金のことも、包み隠さずすべてを見せてくれる、そんな施主が知っておいたほうがいいことを、変に隠し立てをする会社には共感しません。
- こちらの方が利益率が高いから、これをすすめます。
- こちらの方がクレームが少ないから、これをすすめます。
こういった考えでは、考え方自体も共感されませんし、隠さざるをえないため、人や会社にも共感しませんよね。隠さず本音で語っていきましょう!
[…] 以前、「工務店は隠したがるから共感されない!?」という記事を書きましたが、 […]