住宅業界で働き続けたいなら個人ブログを持とう!

今、海外ではモデルが、ブランドや小売店と提携をして、ブログで商品を紹介し、ファッション系ブロガーとして収益をあげていくというビジネスモデルが構築されてきているようです。

ファッション系ブロガーが企業と直接つながり巨額の収益をあげる時代へと

米国ソルトレイクシティーに住むRachel Parcell氏の運営する個人ブログは、開始して2年ほどですが、なんと年間96万ドル(約9,600万円)もの収益をあげています。モデルとしてPRする衣類やアクセサリーを身に付け写真を撮りアップ、その投稿にアフェリエイトリンクを貼ります。

もちろん、男性モデルも活躍していますよ。Bryan Grey-Yambao氏も同じように、自身で立ち上げたブログからかなりの収益を稼いでいる模様。

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ユーザーの発言が強力なのは、どの業界も一緒

住宅業界にも、似たような傾向があります。以前も書きましたが、

同業者から卑怯と言われた、施主にセールスしてもらう方法

2014年6月6日

施主が家づくりを始めた時期から、住み続けている今を書いているブログが、集客効果が抜群という内容です。

もちろん、そのブログ経由で集客できても、報酬はないです。

ですが、日本でも、アフィリエイトシステムが結構、手軽に構築できるようになっていることから、経由して資料請求やメルマガ登録があったらいくら。という、お金なりポイントなり、報酬を設ける会社も、今後出てきそうです。

 

「企業×個人」というコラボが住宅業界には合っている

上記のユーザー側のブログの事例だけでなく、住宅業界も段々と、商品力より、”個”にスポットが浴びつつあります。

昔は、「この〇〇が良いんですよ。スゴイんですよ。」という、商品力だけで売れてました。

それが段々と通用しなくなり、少し前から、ベネフィットと呼ばれる、ユーザーにとってどういう利益・メリットがあるのか?が問われるようになったのです。

  • あなたにとって、こんないいことがありますよ。
  • あなたが抱えている悩みを解決できますよ。
  • まだ、〇〇しないでください。なぜなら・・・

こういった伝え方が増えていく中で、ひとつの疑問が生まれてきます。それは、

「ウソ臭さ」

です。

この手の手法は、言葉が先行しがちになるため、信頼性がないと、うそ臭さが増します。その信頼性を高める上でも、今後は個の魅力が必要となってくるのです。

誰が考えたかわからない住宅より、発案者や提案者の個の魅力や想いが感じられると、商品の魅力もさらに磨きがかかりますし、ベネフィットにも信頼性が増します。

 

転職が多いからこそ、個人で発信すべき

住宅業界は離職率の高い業界でもあり、転職が盛んです。

複数の住宅会社を渡り歩く営業マンや、複数の設計事務所を渡り歩く設計士に結構、出くわします。他の業界へは行かず、同じ住宅業界へ転職する方が多いんですよね。

住宅業界で働き続けたいならば、個人で住宅ブログをするべきです。

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個人の住宅ブログは、転職にも、施主との信頼関係構築にも良い!

例えば、

転職先へ応募する際も、履歴書という、受かりたい一心で大げさに書く紙切れなんかよりも、日々付けている、個人の住宅ブログを見てもらったほうが、人間性や能力、感覚などが、伝わりやすいのではないでしょうか?その場しのぎで書く履歴書なんて、8割が嘘・大げさでしょ(笑)

転職しなければいけない理由は、お互いのため隠せばいいでしょうが、転職した事実は隠すことはないはずです。というか、バレます。

また、施主へ対してのPRにも、個人の住宅ブログは使えます。転職後、施主との信頼関係を築く際、あなたが個人で続けている住宅ブログがあれば、それを紹介すればいいのです。転職後間もなければ、会社のブログに書いている記事数もたかが知れているわけですから。

会社のブログはあなたが在籍した期間の内容しか書けません。そして、退職したら記事を消されたりします。それならば、個人で住宅ブログを続けていくほうが、あなたの魅力を伝えることができるのです。

「勤務先が変わりました。新しい勤務先は〇〇です。〇〇な考えに共感し・・・」みたいな、個人の住宅ブログが出てくると、業界も良い方向へ向かう気がします。

 

会社が許さない?

それはあなたの言い訳か、もしくは経営者の頭が硬いかでしょう。会社にとってメリットになる、住宅ブログであれば、文句はないはずです。

それでもあれこれ行ってくるのであれば、会社内に規約を作ればいいだけです。

スポーツ選手でも、個人でブログをしている人はいますが、所属クラブの悪口を書けば、契約違反になるわけですから…

 

あなたは使い捨ての駒ではない

多くの会社は、辞めていった人間のことを、会社の都合よく仕立てあげます。「勝手に辞めた」「病気がちだから」とか、自分の知らないところで悪いアクを都合よく押し付けてきます。どんなに尽くしていたとしても、所詮は馬車馬のような使い捨ての駒扱いされるのがほとんとです。

そんな腐った状況からあなたを守りぬくためにも、個人で住宅ブログをすることをオススメしています。

ネットの普及や進化により、魅力あるコンテンツやメディアを誰もが作れようになってきています。そして、ソーシャル・メディアが、それらをより広く拡散させてくれます。

これからは「企業×個人」という考え方が必要です。もうすでに、“個”を活かす新たな住宅文化は生まれているんですよ。乗り遅れないように。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

【12月11日開催】経営のシンプルな法則を知るだけで業績が良くなる!

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。