住宅業界も”隠す”より”明らかにする”ことが求められる時代

東洋経済で取り上げられていた「”社長顔出し”会社は株価が上がる?」という記事が興味深いです。

記事内では一企業を取り上げていますが、住宅業界も同じだと感じています。

以前、「工務店は隠したがるから共感されない!?」という記事を書きましたが、”隠す”ことが会社にとっても、メリットではなくデメリットになる時代へと動いていますね。

”隠す”よりも”明らかにする”ことが支持される

変わらなければならない時代が来ています。マーケティングの手法のひとつである”感性トレンド”で見ると、2013年からは新しい時代の波が押し寄せます。最近ヒットしているドラマ『半沢直樹』は巨大組織の中で隠された部分と戦う主人公が描かれていますが、このドラマがヒットするということは、”隠す”よりも”明らかにする”姿勢が支持される、そのような時代の到来を示しているように感じます。(※感性トレンドは㈱感性リサーチによる流行予測理論です)

隠されると知りたがる傾向や、真実を暴きたいという思いがあるのは、昔からよく言われている人間の性と言ったところでしょうか(笑)

顔を出すことで何が違うか

目に見える商材を販売するときよりも目に見えないものを販売する際、会社として顧客との信頼を築くのは難しいのではないでしょうか。いかに顧客に自分たちの活動を信じて安心してお金を預けてもらうか、真摯に考え、顧客との信頼関係を築くために、最終的な責任を取ってくれるであろう会社の代表や役員の顔が見える環境を作ることは会社の信頼に大きく関わっているのではないかと思います。

一番簡単にできてわかりやすい”明らかにする”ことは、顔出しですね。

上記の引用にも書かれているように、家という出来上がりが目に見えないものであり、なおかつ高額なわけですから、”信頼”は大きな要因になります。

どうすれば信頼関係をつくることができるか?

おのずと、顔出しをするしないの答えはでてくるはずです。

「開示するリスク」と「開示しないリスク」、どちらを選択する?

多くの会社が社長や役員の顔写真をWebサイトに掲載していないのは、情報を「開示するリスク」を考えてのことだと思います。しかし、今の時代は「開示するリスク」と「開示しないリスク」、どちらが上回るのでしょうか。もしかすると、まだ多くの企業が迷い、踏みとどまっているのかもしれません。しかし、3年後を考えてみてください。どうでしょう?より透明度が高く、信頼ができる会社へ、多くの資本が集約されるのではないでしょうか。

顔出しを嫌がる人は多いですね。「ブス・ブサイクだから」とか「写真写りが悪い」からとか言い訳をして逃げます。モデルじゃないんだから、だれもそんなところは気にしてません。自意識過剰ですよね。また、何か後ろめたいことをしているのか、扱っているものに自信がないか・・・

いずれにしても営業や設計など、施主との打ち合わせに出向く上で、より効果的に打ち合わせやクロージングするには、リアルで会う前に信頼関係を築く必要があるのです。

それには、ホームページでの”顔出し”や、プロフィールの充実さは、欠かせませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。