家や暮らしのことを学ぶ機会があると、暮らすチカラが身に付く!

こういった取組みはCADだけでなく、いろんな切り口から、家や暮らしのことを学ぶ機会を設けてもらいたいですね。

兵庫県西宮市の仁川学院小学校で11月7日、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を使った5年生対象の特別授業が行われた。先生を務めたのはBIM活用に取り組む安井建築設計事務所の佐野吉彦代表取締役だ。当日はBIMを初めて経験する児童が自らワークステーションを操作し、30分間で「教室の大改造」という作品作りに挑戦した。

小学生がBIMに熱中! 設計事務所の社長が特別授業

初めて体験するBIMに熱中する児童たち(写真:家入龍太)

初めて体験するBIMに熱中する児童たち(写真:家入龍太)

 

 BIMの体験前に、5時間目に行った授業の冒頭で、佐野氏は「将来、建築家になりたい人はどれだけいるのかな」と児童らに質問した。手を挙げたのは、たったの1人だった。それも親が建築の仕事に就いている子だった。一方、「お医者さんになりたい人」の問いでは、半分くらいの児童が手を挙げた。

これは佐野氏にとって想定内のことだっただろう。というのも、医者やパイロットなどと違って、建築家が仕事をしている姿を一般の子どもたちが目にする機会はほとんどなく、どんな仕事をしているのかイメージが湧かないからだ。

子どもたちがわざわざテレビで、建築家が出ている番組を見るわけがないですし。

また、子どもたちの目の届くところにスターがいないんですよね(笑)

やっぱり子どもたちは仕事ぶりを目にしないと、影響は受けないですよね・・・

 

6時間目のBIM体験と発表が終わった後、佐野氏は「BIM」という文字を黒板に書き、「皆さんが今日、使ったのはビーアイエムという最先端のソフトです」と、ソフトの正体を明かした。そして「将来、建築家になりたい人」と聞くと、授業の冒頭とは打って変わって半数近くの子どもが手を挙げた。

BIMや3Dの教育分野での活用は大学から高校、中学へと低年齢化が進んできた。大学の建築学科での設計実習ばかりでなく、中学の家庭科の授業で住宅の仕組みなどを学ぶために使われている例もある。

ここ集客のヒントが隠されていますよ。

価値観を変えさせるには、”体験”させるのが一番ですね。それで合わない人は、ほぼ無理です(笑)

 

中学の家庭科の授業で住宅の仕組みを学ぶって、いいですね。

別に全員が建築方面へ進まなくとも、全然構いません。

早い時期から、家や暮らしのことを学ぶ機会があると、きっと暮らすチカラが身に付くはずです。

そうなると、作り手だけに依存しない家づくり&住まいづくりが実現できるのではないでしょうか。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。