金剛組の匠技を基礎として学べる環境がほしい!

リクナビNEXTのサイトに、金剛組の記事が書かれています。

毎度ですが、技術力には定評がありますね。でもその価値が伝わっていないため経営難に・・・

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金剛組を潰すのは、日本の建築技術を潰すのと同じ

「金剛組を潰したら大阪の恥や。古いものは一度なくなってしまうと二度と元に戻すことはできない。そうなれば長い年月、積み重ねてきた人の努力も技術もなくなってしまう。商人の街、大阪の上場企業として、それを見逃すようなことはできない」

ティッシュペーパーの約3分の1まで削る神業のかんな使い!金剛組の宮大工仕事

その一方で、伝統に裏打ちされた足場固めも欠かさない。金剛組の一番の強みは、専属の宮大工がいることである。現在、宮大工は、大阪に6組、東京に2組、計8組あり、総勢110人前後。1組3人~20人で構成されている。

釘などの金物に頼らず、接木を行うなど、伝統的な技法を駆使する宮大工は、大工を志す者にとっては花形の仕事だ。それゆえ、若者の宮大工志願は多い。技術は徒弟制度のなかで、親方から弟子に口伝されるのが一般的で、一度弟子を取った親方は、生涯かけてその弟子の面倒を見ていき、強い絆が生まれる。

宮大工は自分たちの仕事に誇りを持っており、決して手を抜くことはない。現在、金剛組で最も腕のよい宮大工のかんな使いは、ティッシュペーパー1枚の厚さが約20ミクロンであるのに対し、約6ミクロンで木を削る。「ハエもとまれないようにしてやる」と、ツルツルになるまで手かんなを続ける。「『少しスピードアップできないか』と親方に頼んだら、『これとこれとこの工程を抜かなくてはいけなくなるが、そんな仕事ぶりでいいのか』と返されて、『それは困ります』と撤回したことがあります。平面の図面から立体感覚を描くわけですが、一寸の狂いもないほど、彼らの仕事は正確なんです。1436年続く技巧と、その手のかけようは、とにかく圧倒されます」と刀根氏。

【聖徳太子の命で創業】世界最古の会社・金剛組の倒産危機を救った国宝級の匠技となにわ節

 

スキルやノウハウを独り占めして金儲けをしようとする会社ではないでしょうから、もっとオープンにその技術力を学べる環境ができるといいですよね。社寺仏閣だけでなく、その技術力、住宅にも少しは分けてほしいですよ(笑)

どんなタイプの住宅を建てる人でも木造に携わるなら、金剛組の匠技をひとかじりするだけでも、その後が変わってくるのでは?工務店向けに勉強会とかしてほしいです。ニーズありそうですよね。

以前も金剛組の記事は書いています。こちらもご覧ください。

 

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。