蔵のある家は、物をどうやって収めるかばかり考えてた時代の産物

ミサワホームの「蔵」って、いまだに耳にしますね。

ちなみに、ミサワホームのGENIUS「蔵のある家」は、1996年、業界で初めて、グッドデザイン・グランプリを受賞しています。建築物では、その後も大賞(グランプリ)は出てきていますが、住宅はこれだけですね。

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建築基準法の「天井高1.4m以内でかつ床面積の1/2以内の広さなら、床面積に含まれない」という規定でかいくぐった、目の付け所は面白いですよね。コロンブスの卵的発想です。

たまたまpresidentで、蔵のある家の広告記事を見かけましたので、ちょっと再注目してみようかなと(笑)

プレジデント社特別広告企画・特集記事

プレジデント社特別広告企画・特集記事

大収納空間「蔵」は生活空間を豊かに、ライフスタイルに合った多彩な暮らしを演出する|PRESIDENT

四季の変化に富み、そのときどきの行事や祭事を楽しむ、日本ならではの暮らし。ただ、それには「季節外れのモノ」や「年に1度しか使わないモノ」をいかに保管するか、という課題がつきまとう。

当時は、物をどうやって収めるかばかり考えてた時代だからこそ、蔵という発想が評価を得たんでしょうね。多分、年に1度しか使わないなら、持つ必要はないと思う人も少なかったでしょうし、また物を減らそうなんて考えを持つ方も少なかった時代だったと思います。

これからの時代、物を収めることよりも、物との付き合い方を再確認し、不要なものを減らす発想がないと、コストが掛かるばかりだけでなく、暮らす力は間違いなく低くなります。

収納が永遠の悩みになっているわけですから、「物との付き合い方を考える」ことを、義務教育で取り入れるべきだと思っています。

 

2050年の住宅ビジョン

2050年の住宅ビジョン

  • 作者:三沢 千代治
  • 出版社:プレジデント社
  • 発売日: 2001-04

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。