工務店は自社が上に立てるヒエラルキーを作った方が良い理由

VOGUE8月号に掲載されている堀江さんのインタビューのダイジェスト版が、VOUGEのサイトにアップされていますね。アンチも多い堀江さんですが、個人的には仕事術とか考え方とか参考にさせてもらっています。

目次

堀江貴文がVOGUEに教えてくれた、新・仕事術 6か条。

堀江貴文がVOGUE JAPANに初登場! 仕事において「安定」という言葉がなくなりつつある日本。同時に、企業の大小に囚われず自由にしなやかに働く女性が今、増えてきています。働くことってなんだろう? その原点を考えさせられる、堀江流の仕事術6か条をダイジェストでお伝えします。

堀江貴文がVOGUEに教えてくれた、新・仕事術 6か条。

その6か条とは、

  • まず、大企業に入れば安泰だなんていう幻想は捨てること。
  • アイデアなんか大事じゃない。やりたいと思ったらまず動く。
  • 誰かに喜んでもらうことこそが、ビジネスのモチベーション。
  • 自分のヒエラルキーが下ならば、自分が上に立てる別のヒエラルキーを作る
  • 物事を立体的・多面的に見る。
  • 持っている資格や能力に縛られない。

この6か条を、工務店経営者の仕事に置き換えて、考えてみました。

この6か条を、工務店経営者の仕事に置き換えて、考えてみましたが、特に「自分のヒエラルキーが下ならば、自分が上に立てる別のヒエラルキーを作る」という部分はすごく参考になりますよ。

まず、大企業に入れば安泰だなんていう幻想は捨てること。

注文住宅は確実に減っていきます。安泰はありえないですね。また、注文住宅の市場は変動が激しいので、大手企業に所属しているからといって、安定しているわけではありません。地域のニーズやトレンドをしっかりと把握しないと、競合に取り残されるリスクが高まります。柔軟に対応することが求められる今、安泰なんて言葉は存在しないのです。

アイデアなんか大事じゃない。やりたいと思ったらまず動く。

アイデアだけでは家は建たない。行動が大切です。しかし、多くの経営者が新しい提案などを思いついても、実行に移さないことが問題です。このままでは、お客様からの信頼を勝ち取ることは難しい。迷わず行動することが、競争力を高めるカギとなります。

誰かに喜んでもらうことこそが、ビジネスのモチベーション。

家を建てることは、お客様の夢を形にすること。しかし、その喜びを共有しないと、長期的な関係性は築けません。お客様の笑顔や感謝の言葉を追い求める姿勢が、ビジネスを継続する上での最大のモチベーションとなります。相手との信頼関係を築いていく上でも、喜ばせることは欠かせないですよね。もちろん、家を建てる前からです。

自分のヒエラルキーが下ならば、自分が上に立てる別のヒエラルキーを作る

ヒエラルキーは、ポジションみたいなものです。仕事をする上でも、集客することにおいても、とても大事です。
自分(自社)がNo.1になれる居場所をつくると、いろいろなことがやりやすくなります。この地域で、何だったら1番になれるか?ですね。

競争の激しい建築業界。自分の得意な分野や特色を活かさないと、市場での存在感を失ってしまいます。例えば、環境に優しい家や、地域の伝統を取り入れた家など、自社だけの特色を持つことが、競争力を維持するための必要不可欠な戦略となります。

物事を立体的・多面的に見る。

注文住宅のビジネスは、単に家を建てるだけではありません。お客様のライフスタイルや価値観を理解しないと、真のニーズに応えることはできません。そして、表面的に見たら、注文住宅にリピーターはいらないと思われがちですが、実は、施主を活かすことが、これからの住宅の集客の鍵を握っていると捉えています。

また、アフターサービスやリフォームの提案も大切です。これらを軽視すると、リピーターや紹介を増やすチャンスを逃してしまいます。

持っている資格や能力に縛られない。

建築士やインテリアコーディネーターの資格は大切ですが、それだけに固執することで、新しいチャンスを逃してしまうことも。資格や能力に固執するあまり、新しい分野や技術に挑戦する機会を逃してはいけません。

建築士の資格があるからって、設計に進む必要はないんですよね。インテリアコーディネーターもそう。資格をとるのに、お金や時間を投資しているから、しがみつきたくなるんですが、それしか出来ない人は腐るほどいます。時には、自分の枠を超えて、新しいことに挑戦することで、新しい価値を生み出すことができます。

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