「家を通して、相手にもっと近づきたい。もっと好きになりたい。」平野レミの住まい論から学ぶ工務店の家づくりとは?

料理愛好家の平野レミさん、最近では豪快すぎる料理で話題になっていますね。

そんな彼女と、バラエティ番組で人気のTRFのDJ KOOさんがコラボしている料理動画が面白いです(笑)内容は、森永製菓の「半熟ショコラ」のPR動画で、製品の名前だけを頼りに、平野さんが想像で作るというもの。

目次

平野レミとDJ KOOの『料理はイマジネーション!』

作っておきながら、実際の商品「半熟ショコラ」を食べて、あんなん作らなければよかったねと、まさかの全否定をする平野レミさん。面白いです。

余談:平野レミはキャシィ塚本に似ている!?

最近の平野さんの料理中の暴れっぷり、昔見た「ダウンタウンのごっつええ感じ」のコントのキャシィ塚本の暴れっぷりに似ていて、面白いですね。たぶん、真面目に作ろうと思えば真面目に作れるんでしょうけど、楽しくないんでしょうね。

平野さんの料理本も「平野レミのつぶやきごはん ~140字レシピ」

Twitterでつぶやかれていたレシピをまとめた、三谷幸喜さんも絶賛した料理本です。

平野レミさんの住まい論「家を通して、相手にもっと近づきたい。もっと好きになりたい。

そんな平野レミさんが、住まいについて、真面目に語っている記事が参考になりますよ。

いまの家でいちばん気に入っている場所はリビングと、隣あわせにあるキッチンの両方。どちらも南向きで、庭に面してる。だからソファに座った時も、お料理している時も、太陽の光と庭の緑がいっぱい目に入ってくるんです。ここを建てたのは25年前。和田さん(イラストレーターの和田誠氏)と結婚して4年ほどたった頃ね。お日様と緑のことをいちばんに考えて設計した家なの。だから、リビングの窓は思い切り大きくとりました。カーテンはなし。網戸も、今年までずっとなかったのよ。窓を開けると、家と庭、中と外がひと続きになっているような感じが好きだから。パーティーのときは、リビングから庭のほうまで続けてグリーンのビニールシートを敷くんです。そうしたら、素足のままでリビングから庭の緑の中へ歩いていけるの。ちょっといいでしょ。

家族にとって大事なことを、ひとつひとつ形にしていけばいい

キッチンは、私がいちばんたくさんの時間を過ごすところ。だから、必要なものがぜんぶある場所、何でもできるスペースにしたかったんです。もちろんお料理をしやすくするための工夫だって、いっぱいあります。自分で考えて、どんどん提案したんです。住まい方って、ほんとに人それぞれだと思うの。だから家族にとって大事だと思うことを、ひとつひとつ形にしていけばいいと思うんです。

家具にも、庭の木々にも家族の歴史がいっぱい詰まってる。

私は過去を大事にするタイプの人間なのね。誰かの思い出が残っているものは、みんな大事。だから捨てられないの。他人から見たらただの汚なくて古いテーブルだって、子どもたちが小さいときの思い出が詰まってて、私たち家族にとってはすごく価値があるんです。そういうものがたくさん集まってできるのが、「家」というものなんじゃないかしら。いっぱいある庭の木だって、そう。家にあるものはみんな、家族の歴史そのものだって、しみじみ思うわ。

家を通して、相手にもっと近づきたい。もっと好きになりたい。

私が好きな家は、そこに住んでいる人が普段使っているものや好きなものが、しまい込まれずにそのへんに置いてある家なんです。家って、その人に近づくための突破口みたいなところがあると思うの。「家を通して、あなたにもっと近づかせてほしい」って、私なんかはすごく思う。家って、カッコよく住むことが大事なんじゃ決してない。住んでいる人の目的やライフスタイルが、設計やインテリアや、置いてあるもののひとつひとつに自然ににじみ出ている家が、本当の意味で魅力的な住まいなんだと思います。

https://www.sekisuihouse.co.jp/gm/inter/04/
元記事は消えているのでアーカイブ:https://web.archive.org/web/20150415153218/https://www.sekisuihouse.co.jp/gm/inter/04/

そんなインタビュー記事が、積水ハウスの分譲マンション・グランドメゾンのサイトに掲載されています。

  • 家を通して、あなたにもっと近づかせてほしい。
  • 家族にとって大事なことを、ひとつひとつ形にしていけばいい。
  • 家具にも、庭の木々にも家族の歴史がいっぱい詰まってる。
  • 家を通して、相手にもっと近づきたい。もっと好きになりたい。

などの、平野さんの住まい論が語られています。

また、こちらの記事もいいですよ。平野さんのひととなりがわかります。

私の肩書きは「料理研究家」ではなく、「料理愛好家」。料理は、笑いながら、楽しく作るものだと思うから。

「キッチンから幸せ発信!美味しい料理と家族の笑顔、それが最高の幸せ」
アーカイブ:https://web.archive.org/web/20160305103424/https://www.wendy-net.com/nw/person/220.html

料理は、笑いながら、楽しく作るもの・・・料理の本質なのかもしれませんね。

なんだか、家づくりにも通ずるものがあります。ある一定の技術や知識は必要だけど、それ以上に求められるものなんだと思います。

「家を通して、相手にもっと近づきたい。もっと好きになりたい。」平野レミの住まい論から学ぶ工務店の家づくりとは?

平野レミさんの住まい論は、一見、料理やエンターテインメントとは関係ないように思えるかもしれませんが、実は工務店経営や工務店の家づくりにとって非常に価値のある教訓が含まれています。彼女の言葉から、家づくりの真髄やお客様との関係性を深めるための考え方を学ぶことができます。

家はただの建物ではない

平野さんが語る「家を通して、相手にもっと近づきたい」という言葉は、家がただの建物や機能的な場所でなく、人と人との関係性を深めるためのツールであることを示しています。工務店としては、家を建てる際に、ただの建物を提供するのではなく、家族の絆を深める場所、思い出を作るステージを提供するという視点が必要です。これは、単に機能的な住宅を提供するのではなく、家族の歴史や未来を形成する場としての家を提供することの重要性を意味します。

お客様のライフスタイルを理解する

平野さんの住まい論からは、彼女自身のライフスタイルや価値観が見えてきます。工務店として、お客様のライフスタイルや価値観を深く理解し、それに合わせた家づくりを提案することが大切です。それぞれの家族が持つライフスタイルや価値観を尊重し、それを反映した家づくりをすることで、お客様からの信頼を得ることができるでしょう。

家族の歴史や思い出を大切にする

家具や庭の木々に家族の歴史が詰まっているという平野さんの言葉は、家づくりにおいても、家族の歴史や思い出を大切にすることの重要性を教えてくれます。新しい家を建てる際でも、家族の歴史や思い出を尊重し、それを形にすることで、より深い意味を持った家づくりができるでしょう。家族が過ごした時間やエピソードを大切にすることで、新しい家でも家族の歴史を感じることができる住まいを提供することが可能です。

家づくりはコミュニケーション

「家を通して、あなたにもっと近づかせてほしい」という言葉は、家づくりもまた、工務店とお客様とのコミュニケーションの一環であることを示唆しています。お客様の要望や夢をしっかりと聞き取り、それを形にすることで、お客様との関係性を深めることができます。このコミュニケーションは、単なるビジネスのやり取りではなく、お客様の夢や希望を形にするための重要なプロセスとなります。


平野レミさんの住まい論は、家づくりの本質を示しています。それは、技術や知識だけでなく、心のこもった家づくりが最も価値のあるものであるということ。工務店として、この考え方を取り入れることで、お客様からの信頼を得ることができるでしょう。家づくりは、単に建物を建てるだけではなく、家族の歴史や未来を形成するプロセスであり、その意識を持つことが成功の鍵となるでしょう。

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