住宅の映像戦略・工務店がドキュメンタリー映像を作る時の落とし穴!映像に興味を持たせるのは情報だった。

本格的に住宅系の映像を制作しようと考えた時、大半の方がドキュメンタリーっぽいものを好みます。以前私も、とある会社の30分のオリジナル番組を作ったときは、やはりドキュメンタリーでした。下手に情報番組っぽくすると、ダサくてヤラセっぽい雰囲気が漂いますからね(笑)

少し前まで、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが制作し、BSで放送されていた「建築家のアスリートたち」も、ドキュメンタリーとは言いませんが、近い感じがします。

なぜドキュメンタリーを好むのか?

ドキュメンタリーを好む影響は、多分、情熱大陸プロフェッショナルの流儀などの影響が大きいと思います。ドキュメンタリーってカッコよく見えるんですよ。

上記の有名な2番組は、ドキュメンタリーながら長寿番組ですし、同じ音楽やナレーションを使い続けていることで、人々の頭の中に刷り込まれていますからね。ブランドが出来上がっている証拠ですね。

情熱大陸:葉加瀬太郎 情熱大陸

プロフェッショナルの流儀:Progress

視聴率はどのくらいなの?

そんなドキュメンタリー長寿番組・情熱大陸やプロフェッショナルの流儀の視聴率はご存知でしょうか?ざっと調べると、時の人であれば10%を超えるようですが、大体6~8%ほどのようです。ドラマやバラエティというわかりやすい内容に比べると、劣りますね。

有名な人物にスポットを当て、企画を練り、プロの制作で作っても、6%の視聴率ですからね・・・建築や住宅という専門的な分野に絞り、有名人も使わず制作したら、よほど企画が素晴らしくないかぎり、見てもらえることは少ないですよ。

実際、Youtube上にある住宅系の動画はどうでしょうか?視聴数を見ると、とても少ないです。以前も書きましたが、動画を使う場合は、ちゃんと観てもらえる状況を作った上で、使っていく必要があるのです。

住宅の映像戦略・工務店がドキュメンタリー映像を作る時の落とし穴!映像に興味を持たせるのは情報だった。

家の伝え方にも手順がある。まずは初見の方にも受け止めてもらえる伝え方を重視しよう!

2015年11月16日

映像を失敗なく効果的に使うには、集客というよりは、より知ってもらうためなど、信頼性を深めるために使うのが良いと、最近、自分が普段接しない分野のドキュメンタリーを観て、改めてそう感じました。

 

オススメされたドキュメンタリーを見させられたが、つまらなかった。だけど、見方を変えたら興味が湧いた。

友人にアイドル好きな方がおり、先日久々に家を訪れた時、推しているアイドルのドキュメンタリーを見る機会があったのです。その彼が推しているのは「乃木坂46」。

そんな乃木坂46が先日、ドキュメンタリー映画の公開終了に伴い、その映画のDVDやBlu-rayを発売したとのこと。彼はそれを購入し、友人数人にファンになってもらいたく、見せようと考えていた様子。

住宅の映像戦略・工務店がドキュメンタリー映像を作る時の落とし穴!映像に興味を持たせるのは情報だった。

悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46

乃木坂46を知らない人は観る気がしない・・・

正直、乃木坂46と言えば、2013年に木材利用ポイントのPR大使を務められてたので、名前を少し知っている程度なんですよ。なんとなく見たこと聞いたことがあるなぁ程度です。

だから、ドキュメンタリーを観ていても、流れについていけないというか、よくわからない状態に陥ります・・・というか、そもそも興味がないので、「しっかり観よう」という気がないのです(笑)結局、ほとんど見ておらず、他の友人とおしゃべりです。

ただ、乃木坂46は秋元康プロデュースですから、その手腕というか考え方を学びたいなという思いもあったので、友人に借りることにしました。無理を承知でお願いしたら、貸してくれたのですが、保存用、視聴用、貸出用の3セット買っているんですよ・・・オタクの購買力って凄い(笑)

どうしたら興味を持って見れるのか?

借りるときにこんな質問をしてみました。

住宅の映像戦略・工務店がドキュメンタリー映像を作る時の落とし穴!映像に興味を持たせるのは情報だった。
井内
「乃木坂をあまり知らないんだけど、どうしたら面白く見れる?」
住宅の映像戦略・工務店がドキュメンタリー映像を作る時の落とし穴!映像に興味を持たせるのは情報だった。
友人
「内容が主要メンバー中心だから、○○と○○と○○・・・の名前でググッて、彼女らがどんな人か知ってよ。」

つまり、「主要メンバーをGoogleで検索して、なんとなくでいいから知って」ということです。

ドキュメンタリーって、対象者や対象物の掘り下げになるわけですから、やはりの対象の歴史やストーリーの触りだけでも、事前に知っておくほうがいいみたいです。

調べて、名前と顔が一致し、どんな人かなんとなくわかった後で本編を見ると、映像の構成もドラマチックに上手く組み立てられているので、結構見入ってしまいました。こんな想いなんだとか、この出来事の裏にはこんな事があったのかとか、深みを感じ取ることができるんですよ。

結果、映像に興味を持たせたのは、(彼女たちの)情報でした。

だから、あるメンバーの母親の言葉「なぜ年端も行かない自分の娘が他人から評価されなくてはいけないのか?なぜ心ない言葉を投げつけられなければならないのか?」という言葉には、グッとくるものがありますよ。

 

乃木坂46は、映像に力を入れている?

調べてよく分かったのが、乃木坂46の公式Youtubeチャンネルでは、曲のPVも公開していますし、毎回シングルの特典映像にメンバーひとりひとり“個人PV”を作っていて、その予告編が公開されていたりして、若手の映像監督を活用し、結構映像に力をいれています。

色々と調べると、乃木坂46のマーケティング戦略、興味深いですよ。住宅に応用できそうなものは使いたいですね。

住宅の映像戦略・工務店がドキュメンタリー映像を作る時の落とし穴!映像に興味を持たせるのは情報だった。

MdN EXTRA Vol.3 乃木坂46 映像の世界 (インプレスムック)

  • 作者:MdN編集部
  • 出版社:エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2015-10-15

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。