ホームセンター「カインズホーム」で販売しているマジックハンドが、「コタツから出なくてもリモコンが取れる」というPOPひとつ加えたことでで売上2倍になったとのこと。
商品の機能や性能を変えず、伝え方を変えて売るという素晴らしい結果ですね。やっぱり伝え方って大事。
マジックハンドを「コタツから出なくても…」と紹介→売上2倍に
ホームセンターの「カインズホーム」が販売している掃除用マジックハンド。秋冬シーズンに合わせ「コタツから出なくてもリモコンが取れる」というポップでコタツ売り場近くに並べたところ、売上が2倍強に増えたそうです。
カインズホーム始まったな… pic.twitter.com/kraIxjXDE2
— あっきー (´υ`) (@AKB_45) 2015, 11月 18
「コタツから出なくてもリモコンが取れる」という訴求で、コタツ売り場の近くに置く。って・・・かなり心に刺さってきますね(笑)
また、店頭のPOPだけでなく、オンラインショップの方でも、POPを上手く使って訴求しています。12月4日現在、在庫がないようで、お取り寄せにて注文をお受けしますとこと。

ネットショップのPOP
商品名より、ベネフィット!
凄くシンプルなことですが、「マルチハンドキャッチャー」という商品名で訴求するよりも、
あなたの手の届かないところへ伸びる第2の手。物を拾おうとしゃがんだ瞬間、腰を痛めた、なんてことはないとは思いますが、狭いところや、高いところも物をつかむときも、こたつに入ったまま何かを取ったりする時も、このマルチハンドキャッチャーがあれば、自分の手が届かなくても、ほうらこの通り・・・。
と、使い手にとってメリットになることを伝える方が、使っているイメージがしやすいんです。
「マルチハンドキャッチャー」という商品名での訴求は、住宅だと、住宅に商品名を付けて呼んだり、施工例で「○○の家」と紹介するのと近い気がします。それでは顧客の心には響かないってことですね。