たまたま検索したら、ブログ関連のとある話題を見つけたんですが、結構グサッとぶった切っているので、取り上げます(笑)
「世にあふれる不動産屋さんのブログがつまらなすぎると思ったことはないですか?」という切り口で、つまらない理由を4つほど挙げています。
- 書いてる人のレベルが低い
- 無理やり書かされている
- 身内ネタ、身内褒めの横行
- ブログのターゲットがわかっていない
これらの理由、その通りだと思いますよ。ほんと「つまらない」の典型ですよね。住宅業界も一緒です。
ブログが集客できるツールだと思ったら、大間違いです。ある一定のレベルを超えないかぎり無理です。そして、集めるためにすることと、築くためにすることで、しなければならないことが変わります。

ブログで集める&築くための基本
1.自分がターゲットにしている客層に役立つ記事を書く。
読者を大きく分けると、これから家を建てたい方達です。その方達がわざわざ出向かなくても、収集できるような情報を発信する必要があります。
あなたの記事を読んで「ためになった」「良いことを得られた」と思ってもらえれば、また再訪問して読んでくれるます。家は即決できるわけではないので、再訪問してくれる読者を増やしていくことが大事なのです。
さらには、具体的なターゲット像を決めて書くことも必要です。大きなコンセプトがあり、その中でより具体的なターゲットに呼びかけるということです。
例えば、「30代の子育て中の主婦に向けた内容」でも、まだ抽象的です。「◯◯市で土地を探している方」とか「カフェっぽい雰囲気を好む方」など、記事ごとで構いませんので、細かい具体的なターゲットに向けた情報にするということです。
また、「私は〇〇〇〇と思った。」というような、情報や出来事に対して、自身の体験や感想、考えを書くこともオススメします。こうすることで、価値観に共感してもらいやすくなります。
ただ、「今日は〇〇を食べました。」「〇〇に行ってきました。」という、あなたのプライベートを晒すのは、あなたのことをリアルで知ってもらって、ある程度関係性が出来てからにしましょう。でないと、意味がありません。
ただし、、、
上記の1の部分は、「集めるため」にすることではなくて、「信頼関係を築くため」にすることです。もし、ブログ使って集める(検索からやってくる)ことをしたいのなら、下の2,3を行ってください。
2.1記事800文字を心掛ける。
ブログ使って集めるには、主にはグーグルやYahoo!検索から流入させることです。これを実現するには、ただ記事を書いても結果には繋がりません。
検索から流入を増やしたければ、文章の短い内容では不利です。ですが、この文字数に正式な目安はありません。理想は1000字以上かもしれませんが、続けることを考えると、300~1000字ぐらいを目安にしていきましょう。スマホでの閲覧を考えると、800字ぐらいが見やすいボリュームな気もします。
3.1年で300記事書きましょう。
当たり前のことですが、ブログは記事を書き続けないと結果は出ません。住宅関係のようなニッチなネタだと、最初の内は1日5PVとか10PVとかざらですよ。皮肉なことにそのアクセスはスタッフとか関係者だったり・・・
なので、10~20書いたところで、結果なんて出やしません。家づくりはニッチな内容なので、100記事でも微妙です。大半が100記事も書けずに止めていきますが・・・
ブログは上記の1と2に該当する過去記事が300記事ぐらいはほしいです。すると、新規の記事ばかりでなく、過去記事にも訪れる方が増えていきます。さらに過去記事が1000記事ぐらいまで積み重なると、ブログが集めるツールへと進化していきますよ。
書く以外でできること
結局のところ、質の高い記事を書きつづけることが必要なのですが、書く以外のところでも、しておいたほうがいいことがあります。
1.ブログのテンプレートをデザインする。
特に無料ブログは、デザインもしれていますし、使う方もカスタマイズできるほどのスキルがないと思います。さらに、無料ブログの場合、自分が意図していない広告が出てくるわけですから、やはり見た目はイマイチになります。
何事も「真似事から入れ」と言われるように、ブログをデザインすることも大事です。無料ブログも、オリジナルも両方使ったことがあるからわかるのですが、良いブログを書く人ほど、デザインにこだわってます。逆に、ブログが上手く行かない人の多くは、デザインにそこまでこだわっていない方が多いです。
ここで言うデザインとは、テンプレートのデザインだけでなく、記事の読みやさを考え、写真を使ったり、文の構成を組み立てたり、関連記事への導線だったり、ブログを回遊させやすするということです。デザインにこだわると愛着もわくので、モチベーションも上がり、続けやすくなります。
2.書き手の顔が見えるように、プロフィールをつくる。
工務店や設計事務所のブログも、数がたくさんある時代ですから、差別化する上でも、書き手の顔が見えるように、プロフィールを作りましょう。
誰が書いているかをわかるようにすることは、特に初見の場合、その後の再訪問に巻き込みやすくなります。最低でも「顔写真+簡単なプロフィール」は必要です。
さらにできることなら、読者に人間性が伝わるようなプロフィールを作るのもオススメします。例えば、今までの経歴や体験をまとめたプロフィール記事です。
以上となります。
ブログは無料からでもできるからこそ、書いている人も多いため、どんどん平均レベルは上がっています。だから、普段書かないような人が何も知らずに始めたからといって、すぐに結果が出るほど甘くはありません。でも、継続していかないと結果は出ないのです。