岡山県にあります「西粟倉村」の活動は、木材好きとしては、注目しています。
その西粟倉村にある、地元産ヒノキを使った家具製造を手掛ける「木工房ようび」が、今年の1月下旬、火事で全焼という被害に見舞われたとのこと。
西粟倉で全焼した工房支援の動き 「百年の森林構想」の象徴再起を
木工房ようびは2009年8月、家具職人の大島さんが村所有の共同作業所を借りて1人で立ち上げた。百年の森林構想に伴い、山林から搬出される木材の商品化を目指し、村が人材を募ったのに応えた。
ヒノキは材質が柔らかく、家具には不向きとされていた。しかし、村の人工林の半分に植えられており「活用できなければ構想は実現しない」と、徹夜を重ねて創作に挑んだ。
試行錯誤の末、3年がかりで強度を保つ工法を編み出すと、県内の旅館や東京の個人客などに販路を拡大。順調に業績を伸ばし、メンバーを8人にまで増やした。「今春には新たに2人程度を採用する」と決めた矢先の火事だった。
確かにヒノキって、板材や角材では見かけますけど、家具って見かけないですよね。ヒノキ信者と言いますか、ヒノキ好きは多いですから、他にはないヒノキ家具は貴重ですね。
つくっている方たちが無事で何よりです。再起する上で、場所や道具といったモノは、また調達できますけど、作っている方たちの感覚とか経験は、絶対に代えがききませんから。
そして、「木工房ようび」がものづくりを続けていくために、早速ECサイトでは、家具の注文を受け付けています。
スツールが5万5,000円と、気軽に購入できる金額ではないですが、支援も含めて、検討候補に入れてみてはいかがでしょうか。