地震大国だからこそ、家のつくり手側は何をしたらいい?耐震性能を上げることだけが、地震に対する対応ではない!

昨夜14日午後9時26分ごろ、熊本県内で震度7の地震が発生しました。建物の倒壊だけでなく、地割れもあり、かなりの被害が出ていますね。

震源が浅いため、範囲も狭いとされており、また、周期の短い地震のため低い建物(古い木造など)がより影響を受けやすくなっている。という専門家の声も。

14日23時頃に開かれた気象庁の会見

天災は忘れたころにやって来る・・・

大地震ですと、東日本大震災があったのが、5年前です。

東日本に住んでいる方でも、そこまでの被害を受けていないと、やはり、地震への意識は薄れていきます。震災の1年後ぐらいでは、首都圏でも耐震へ意識が向いていました。特に、揺れに怯えた方とか。意識と言っても、「耐震はどうなんですか?」程度で、細かい性能のことではないです。でも、それも年々、薄れていきます。

当時、西日本の方は、関係者や阪神大震災などで体験している方以外は、変わらない日常です。でもそれが普通です。でも、今回の地震の様に経験すると、熊本だけでなく、周りの県も耐震は意識するようになると思います。さらには、「家にそこまでお金を掛けようとは思わない。」という考えも増えると思います。喉元すぎれば熱さを忘れるかもしれませんが・・・

耐震性能を上げることだけが、地震に対する対応ではないはず

当たり前のことですが、人の命を守るための「倒れない家」は当たり前の基準です。

上記の記事の内容も、耐震性能の話ですが、耐震性能を上げることだけが、地震に対する対応ではないはずです。

なぜなら、自分の家だけ耐震性能を満たしていても、隣の家が古かったりすると、密接していたら、倒壊の煽りをうけてしまいます。耐震等級3だろうが、隣が倒れてくるその力には耐えられないでしょう。

それを考えたら、周りの兼ね合いも考えた設計も必要になってきます。(隣の家までは手を出すことはできないので。)

そこまでしなくとも別にいいですが、家を建てることにそこまで意識できたら、もっと素晴らしい家づくりになるんだろうなと考えてしまいました。

「しっかりとした技術・設計・性能などを、暮らしという砂糖でコーティングして提供する」そんな感覚ですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。