職人の見せ方が異色!工務店に置いてほしい土木雑誌『BLUE’S MAGAZINE』

建築会社を経営しながら「感電社」という出版社を立ち上げた、柳知進氏と石丸元章氏による、職人の働き方、生き方など、土木建築の現場に迫る異色のカルチャー雑誌「BLUE’S MAGAZINE」が、突き抜けてますよ!

その2人にインタビューしている下記の記事が面白いです。

blues_01
blues_04
blues_05

代表の柳さんには、「職人に光を当てたい」以外に、職人と日雇いとの違いに、きちんとした線引をしたい想いがあるようです。

職人に光を当てたいっていうの気持ちがあるんですけど、それには意味合いがもう1つあって、それはやっぱり日雇いっていうものと職人っていうものと、バチンと線引きしたいんですよ。で、日雇いというか、世間でいうパラサイトです。パラサイト気質の人は、やっぱり職人ではないんですよ。

また、人の目に触れる「メディア」という場をつくると、出たい人は増えてくるようですね。

ーー現場で働く人のなかには、「雑誌に出たい」という人も多いのでは?

柳:おかげさまで、最近増えてきましたね。やっぱり初めの頃は、「なんじゃこりゃ!?」ていう反応だったんですよ。でも、いまは職人が手にとって、「やっぱり自分の親方が写ってたら嬉しい」とかね。そういう反応がある。それで「僕も載りたい」と、最近は言ってくれるようになりました。

インタビューの最後がグッとくるのですが、

ーー土建の方々にスポットを当てたい雑誌ですよね。でも最近はアート系の施設にも置いてあったりします。

石丸:土建の方に届けたいっていうのもあるんですけど、土建って普段接点ないからどういう世界かわかりませんよね。だからお互いにどういう世界かってわかり合った方がいいと思う。そういうことも1つの目的なんです。

もちろん雑誌を読んだ人全員がここで働くわけじゃないんだけども、どんな世界かを知ることで、街の見え方が変わってきます。工事やってる姿や光景をみて、他人のことではなくなってくる。それが1つ大きな狙い。特にアートっていうのはものを作ってる人たちですからね。

柳:ちっちゃなパイの中で取り合いをするんじゃなくて、外側の人にどんどん入って欲しいんです。ということで、ライブハウスとかにも配り始めたんですね。で、逆に、それをやりながら、今度は職人が手に取れるようなコンビニに置いてもらって、職人たちが「これに載れることがええよ」というふうに思ってくれて、それが両方成り立った時に初めて目的が叶うのかな、と思っています。

「普段接点ないからどういう世界かわかりませんよね。だからお互いにどういう世界かってわかり合った方がいいと思う。」という考え方って、閉鎖的な業界にはすごく必要ですよね。住宅業界も該当してると思います。

また、「雑誌を読んだ人全員がここで働くわけじゃないんだけども、どんな世界かを知ることで、街の見え方が変わってきます。工事やってる姿や光景をみて、他人のことではなくなってくる。」という考えも、共感しますね。

わかりやすく知れたら、絶対見方は変わるんですが、難しい表現だと読者も知ろうと思わないんですよ。だから、ビジュアルとか目に留まりやすい文章(キャッチコピー)とか面白さ(興味深さ)が求められるんです。

取り寄せて、工務店で置いてみませんか?

「ブルーズマガジン」は、現場で働く人やその仕事、建設機械、道具の紹介、土木・建築に関するコラム、求人情報、職人の生の声や現場の詳細をストーリーで紹介するなど、土木・建築の知識がない方でも楽しめる内容なので、間違いなく、工務店にあってもいい1冊ですよ。

フリーペーパーなので、指定された配布場所で手に入りますが、お近くに配布店が無いなどの理由で、手に入りにくい方は、有料で定期購読もできるようですね。

伝え方ひとつで感情は変わる。だから行動が変わる!

この発行している「ブルーズマガジン」って、日刊建設工業新聞でも紹介されているんですけど、上記で紹介したHRナビのインタビュー記事の方が、「読みたい」って思わせてくれるのは、ストーリーが感じられるからでしょうか???

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです。


工務店経営者に役立つ
  • ・お金のブロックパズル
  • ・利益を出すためのフローチャート
メルマガご登録者に、木造建築工事業(工務店)の黒字企業の経営指標(参考値)を当てはめた、ブロックパズルとフローチャートを差し上げています。


ご入力いただいたメールアドレスに、不定期メールマガジン『イエコトバ』をお届けいたします。不要な場合、いつでも解除できます。
 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。