工務店・設計事務所のクチコミに足りないものは何?ルンバから学ぶクチコミ戦略!

今や「ロボット掃除機」として有名なルンバ。結構色々なお宅で見かけることも多くなりましたし、ロボット掃除機と言えば「ルンバ」というように、認知度も高いですよね。そのルンバのマーケティング戦略が、興味深いです。クチコミの戦略についてインタビュー形式で掲載されています。

クチコミの前にまず「認知」させよう!

上記のインタビュー記事で気になった項目は、この2点。

  • 認知率90%越えからの戦略にはクチコミが不可欠
  • 購入検討者の不安を企業は払拭できない

ルンバもそれなりにいい値段しますから、「いいなぁ」と思いながらも、購入にためらう方もそれなりにいらっしゃいます。つまり、「即買」ではなく「検討」が間に入ってきます。

だからこそ、十分な理解を得られるような情報を発信していくのですが、やはり企業側だけからの情報だけでは不十分なようですね。今の時代、企業側からの一方的な情報への「本当なんだろうか?」という懐疑心が生まれますので、それを払拭するためには、利用者である、ちゃんとした「お客様の声」が、説得力を持っているわけです。

ルンバは狙って行ったわけではないようですが、「認知率を高めた後で、クチコミへと展開していく」という手順はかなり効果的ですね。クチコミは、お金をほとんど掛けず費用対効果も高いので、取り入れたいと考える会社は多いのですが、最初の「認知」が足りていない会社がほとんどなんですよね(笑)だから、クチコミ戦略を取り入れても、上手くいかないんです。

クチコミが生まれるカテゴリーは共通性がある

住宅関係に限らず、良いクチコミが生まれやすいモノって、「楽しさ」「ワクワクさ」がありますよね。良いクチコミって、大事な相手と繋がりたくて、情報発信をするところから生まれやすいので、「楽しさ」「ワクワクさ」などのポジティブな要素がないと、良いクチコミは生まれにくいですよ。

だから、ローコスト住宅にはほとんど良いクチコミが生まれないんですよね。価格がメインで楽しさがないから(笑)どちらかというと、悪いクチコミが生まれやすいです。

良いクチコミの生ませ方は、なんとなく「コミュニティ」の作り方と似ていますね。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。