結婚とマイホームの悩みに対して工務店がアドバイスをした方が良い理由

生涯未婚率と「持ち家」の関係性というのは、何となく未婚率が低ければ、持ち家率は高くなるだろうと思っていますが、その辺りのモヤッとした部分を、ニッセイ基礎研究所がデータでまとめてくれています。

目次

結婚経験者の少ない都道府県は?

結婚とマイホームの悩みに対して工務店がアドバイスをした方が良い理由

生涯未婚率が低い(結婚経験者が多い)エリアは、福井・滋賀・富山・岐阜・三重・石川などが挙げられ、生涯未婚率が高い(結婚経験者が少ない)エリアとしては、東京・沖縄・高知・神奈川がランクインしていますね。都会や沖縄が未婚率が高いのはなんとなくイメージしやすいですが、高知が高いのが何故なんでしょうね???

住宅政策によって出生率が上昇する

結婚とマイホームの悩みに対して工務店がアドバイスをした方が良い理由

島根県がここ数年で出生率が上昇した一つの要因に、

  • Uターン、Iターンで人口の増加
  • 3世代同居世帯への補助金
  • お試し住宅政策

などの住宅政策であると挙げられています。住宅政策を展開し、若い世帯の島根への誘致に積極的に取り組んだようです。

さらに島根県は、大阪、広島、東京の3都市で「U・Iターンフェア」を開催しており、2015年には、過去最多1280人が参加しているとのこと。『地方に住む』意識がある方が増えているのかもしれませんね。

生活していくのに、家賃などの住宅費用って、一番の負担ですからね。そこの負担が軽減されると、住みたいって思いやすいのもうなずけます。交通のインフラは、昔に比べるとずっと良くなっているので、よほどのへんぴな所でない限り、十分に暮らせますよね。

都市圏は土地などの不動産価格が高い。だから、安い地方に住む?

確かに女性の結婚経験者が多いエリアでは、そもそも「結婚したらマイホームをもちたいだろうから、未婚率が低いエリアで持ち家比率が高くなるのは当たり前では?」という見方もできなくはない。

しかし、例えばそれが大都市圏であれば、マイホームを建てようと思っても人口過密であるため、まずそう簡単に希望の広さの土地や建物を確保することは難しい。
その上、希望のマイホーム物件がみつかったとしても、都市部は不動産価格が非常に高いため、それを簡単に入手できるとは限らない。

そう考えると、「結婚後にマイホームで暮らすという希望が簡単にかないそうな」地方エリアでは、女性が求婚された際や、既に交際相手がいる場合に、結婚に乗り気になりやすい、と考える方が自然であるのではないだろうか。一方、大都市エリアでは、女性が求婚されたり、交際相手がいたりする場合でも、結婚後の住宅事情が結婚を決意する障害となっている可能性が小さくないのではないかと考えられる。

妊娠出産を男性よりも肉体的に身近にとらえる女性側に、より強く「結婚後、快適な持ち家が簡単に得られるかどうか」が、(交際ではなく)結婚の決定誘因とされているのかもしれない。

生涯未婚率と「持ち家」の関係性-少子化社会データ再考:「家」がもたらす意外な効果-

都市圏になると、確かに不動産価格は高いです。例えば、家を建てようと思っても、土地が5000万円・建物2000万円みたいな、アンバランスさになります。地方だと逆で、建物の方が高いケースがほとんどです。

でも、現在の住宅の資産価値の算出状況ですと、土地にお金を掛ける方が数字的な資産としては残りますからね・・・土地が安い地方では、数字的な資産で考えさせたら、ダメです(笑)だから、それ以外の価値を提供しないといけません。

ただ、地方では「結婚 ⇒ 持ち家」という方程式が成り立っていますね。だからこそ、地方では、結婚する世代を増やす必要があるわけです。

結婚すれば、一戸建て住宅と土地がもらえる企画

結婚を前提とした独身男女のお見合いパーティーで、1年以内に結婚すれば、先着1組に、条件付きで一戸建て住宅と土地がもらえるという面白い企画を、2015年に東京都奥多摩町が行ったようです。

結婚を前提とした独身男女のお見合いパーティーが12月23日、東京都奥多摩町氷川の福祉会館で開かれる。同町主催で、対象は独身の20〜50歳で、男性は町内在住者、女性は結婚後に町内定住の意思がある人。パーティーから1年以内に結婚したカップルのうち先着1組には、条件付きで一戸建て住宅と土地がもらえるプレゼントもある。

見合いパーティー:1年以内に結婚で一戸建て 参加者募集

一応、条件付きで、住宅と土地のプレゼントは15年以上定住。固定資産税は自己負担とのこと。他のカップルも1年以内の結婚であれば、町営若者住宅の優先的なあっせんを受けられるようですね。

今も続いているのかわかりませんが、2019年のイベントページが残ってました。

結婚しなければ家は建てない!?住宅と婚活の繋がり

独身でも家を建てなくはないですが、大半の方は結婚してからという方ばかりですので、「結婚」は家を建てるよりも大事な出来事ですね。ですが、地方では少子化や過疎化の影響もあり、出会いの場すら少なくなってきています。

なので最近、地域活性化の起爆剤という期待からか、婚活系のテレビ番組『ナイナイのお見合い大作戦』が熱いですよ。「真剣なお見合い番組」として認知され、独身の参加希望者は毎回、増えているようですし、地方自治体からの出演オファーも殺到しているんだそうです。

(お金がある)良い男性がいたら、地方でも飛んで行くその女性パワーは凄いです(笑)東京には30前後の未婚女性はわんさかいますから、上手く巻き込めるといいですよね。やらせという声もありますが、地方は全国ネットのテレビ撮影が来たら、純粋に喜びます。

地域工務店も数社で協力して、婚活企画を立ててみても面白いと思いますよ。昔、モデルハウスで婚活パーティとか企画したことありますが、拒否られましたから、実践はできてません(笑)行動力のある方、チャレンジしてみてください。

結婚とマイホームの悩みに対して工務店がアドバイスをした方が良い理由

結婚とマイホームの問題は、現代日本における重要な社会的課題の一つです。特に地方では、少子化や過疎化が進行しており、これらの問題に対処するためには、地元の工務店が積極的な役割を果たすことが求められています。ここでは、工務店が結婚とマイホームの悩みに対してアドバイスを提供することの重要性について、詳細に説明します。

地方の活性化と結婚・住宅問題の解決

地方の活性化は、単に経済的な側面だけでなく、地域コミュニティの維持や文化の保存といった社会的な側面も含まれます。結婚とマイホームは、地域コミュニティの基盤を形成する重要な要素です。工務店が結婚を考える若者やカップルに対して、住宅の建設や購入に関する具体的なアドバイスを提供することで、地方の活性化に貢献することができます。例えば、地元の気候や風土に合った住宅設計の提案や、地域の伝統的な建築様式を取り入れた住宅の提案などが考えられます。これにより、地方に新しい住民が定着しやすくなり、地域コミュニティが活性化します。

住宅の購入は結婚生活の大きな一歩

多くのカップルにとって、マイホームの購入は結婚生活を始める上での大きな一歩です。工務店が住宅の購入に関するアドバイスを提供することで、カップルが自分たちに合った住宅を見つける手助けをすることができます。これにより、結婚後の生活の質が向上し、長期的な地域コミュニティの安定にも寄与することができます。例えば、予算に合わせた住宅プランの提案や、家族構成の変化に対応できる間取りのアドバイスなどが有効です。また、住宅購入に際してのローンの選択肢や補助金の活用方法についての情報提供も、カップルにとって非常に有益です。

住宅購入の際の経済的なアドバイス

住宅購入は大きな経済的決断です。工務店が資金計画やローンの選択、補助金の活用方法などについてのアドバイスを提供することで、カップルが経済的な負担を軽減し、安心して住宅購入を進めることができます。これは、特に初めての住宅購入者にとって非常に価値のあるサポートとなります。例えば、長期的な資金計画の立案支援や、住宅ローンの種類とその特徴についての説明、地域によって異なる補助金制度の情報提供などが役立ちます。これにより、カップルは経済的な不安を軽減し、安心して新生活をスタートできます。

地域に根差した住宅の提案

地域に根差した住宅の提案は、地方の特性や文化を反映した住宅を建設することにつながります。工務店が地域の気候や文化、生活スタイルに合った住宅設計を提案することで、住民がその地域に溶け込みやすくなり、地域コミュニティの強化に貢献します。例えば、地域特有の自然素材を使用した住宅の提案や、地域の伝統的な建築技術を活かした住宅設計などが考えられます。これにより、住民は地域に対する帰属意識を強く感じ、地域コミュニティの一員としての意識が高まります。


以上のように、工務店が結婚とマイホームの悩みに対してアドバイスを提供することは、地方の活性化、結婚後の生活の質の向上、経済的な安定、地域コミュニティの強化といった多方面にわたる利点があります。これらの理由から、工務店は結婚とマイホームに関する問題に積極的に関わっていきましょう。

『結婚後にマイホームで暮らす』ベタだけど王道な流れに悩む人もいる

結婚とマイホームについてこんな悩みが投稿されていたりします。

3年お付き合いしていた彼と結婚する事になり、結婚式や住居の事でアドバイスを頂きたいです。 私28歳 年収350万 貯金500万 彼30歳 年収400万 貯金50万 現在は彼の会社の独身寮(ワンルームのアパートで凄く狭い^^;)で半同棲中。家賃は駐車場合わせて2万円程ですが、結婚することで彼の独身寮の家賃補助が無くなるため駐車場込み8万円程に上がります。
(元々貯金0だった彼に、家賃が2万円の内に貯金を頑張って欲しいと伝えて、1年間で50万の貯金になりました。お金の管理が苦手な彼なので結婚後は私が家計を管理します^^;)

そこで結婚を機に憧れのマイホーム(注文住宅)を検討しているのですが、お金の事や結婚式の事で悩んでおります。

マイホームを立てたいと思ったのは、昔から将来は絶対に一軒家‼︎と憧れがあったのと、いずれマイホームを建てるのなら30歳でローンも長い期間で組める今がチャンスだと思ったのと、今高い家賃を払いながら貯金を貯めるよりも住宅ローンに充てた方がいいのかな思ったからです。

・結婚式準備とマイホーム計画を同時進行出来るのか。
・同時進行が大変ならどちらを先にするべきか。籍を入れた時点で家賃があがるのと、家を建てた後で結婚となると結構先の話しになりそうなので悩んでいます。(年齢的にもそろそろ子供の事を考えたい。親は古風な考えなので結婚前の子供は絶対NG)
・貯金額が500万程度なので、結婚式を挙げたり新居の家電家具購入等で、マイホームの頭金はゼロになる考えですが、本当に頭金ゼロでマイホームは建てられるのか。(ローコスト住宅等で頭金ゼロOKという広告をよく見ます)
・そもそもある程度の頭金が溜まるまでは賃貸に住み続けるべきか(今のアパートは7.5畳の1kで2人で住み続けるには本当に厳しいため、賃貸にしても引越しは必要だと思ってます)

お互い親からの援助はなく、車のローンや奨学金返済等もありません。

あと子供が欲しいと書いたのですが授かり物ですので、もし出来なかったとしてもお互い趣味やペットを買おうと話しをしているので、家族構成が分からない内に家を建て部屋が無駄になる事は問題ないと考えています。(お互いの趣味の部屋にしちゃいます)

コロナのため気軽に住宅展示場や結婚式場に足を運べない今、出来る限り情報を得ておきたいと思っています。

同じように結婚とマイホームを同時に進行した方や、マイホームを建てられた方、色んな方の意見が聞きたいので宜しくお願いしますm(__)m

補足

すみません!補足です!
彼の貯金について、フェイクのつもりで詳しく書けていませんでしたので訂正させて下さい^^; 彼両親の大病等の不幸が重なり、当時お付き合いしていた彼女と治療費もろもろの事情で婚約破棄、式キャンセル代の負担も有り赤字でのスタート。今現在の貯金がおよそ50万円程度です^^; なので彼の金銭感覚や自分の貯金で賄う事について不満はありません。

年収はボーナスを除いた額で、2人合わせて+120万程度あり、いつ無くなるか分からない物なので記載せず、ボーナス払い無しのローンで繰り上げ返済出来ないかなと考えておりました。

沢山の方の回答を読み、同時進行は厳しいと言う現実に向き合えました!ただ急がずとも家賃を払い続けるのなら早めにローンを、と言う気持ちはまだ残っており、自分達の収入での今後の詳しいライフプランを相談したく、コロナ収束後に相談会等に参加したいと考えております。

もともと工務店等が開催しているセミナー等に参加する予定でしたが、もちろん新居購入の斡旋であると言う事も頭にはありました^^;

そこで身の丈に合ったライフプラン等が相談出来る場や勉強出来る物でおすすめがあれば教えて頂ければ嬉しいです!

https://question.realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/11225216061/

このような悩みに対して、あなたの工務店のどのように答えますか?

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