新しいことに対して、あなたはどの行動を取る?ビジネスを左右する5つのタイプ

昨年から、夏冬のエアコン時期に、エアコンは『つけっぱなし』の方が電気代が安くなる。という情報が、ネットで話題になっています。

試してみて本当に安くなったという報告が多数見受けられる一方、安くなるのは新しいエアコンなのでは?という疑問から、古い型のエアコンをお持ちの方は怖くて試せないみたいな声も挙がっていました。

aircon

でも、古い方でも実践して、結果を報告している方がいますよ。11年前に買ったろくに掃除もしていない古い家庭用エアコンで、前年同月と比較して使用量34.9%減らしいです。

自分も昨年の夏、話題になった時から、実践していますが、明らかにつけっぱなしの方が良いです。でも、この手の情報が出てきた時、反応が分かれるんですよね。

試す人、様子を見る人、信じない人・・・

イノベーター理論における5つのグループ

昔から、新しいことに対しては、反応が5つのタイプに分かれると言われています。

イノベーター(Innovators:革新者)

新しいものを進んで採用する革新的採用者のグループ。彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えている。全体の2.5%を構成する。

アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)

社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断する初期少数採用者のグループ。「オピニオンリーダー」となって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがある。全体の13.5%を構成する。

アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)

「ブリッジピープル」とも呼ばれる。新しい様式の採用には比較的慎重な初期多数採用者のグループ。全体の34.0%を構成する。

レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)

「フォロワーズ」とも呼ばれる後期多数採用者のグループ。新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。全体の34.0%を構成する。

ラガード(Laggards:遅滞者)

最も保守的な伝統主義者、または採用遅滞者のグループ。世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。全体の16.0%を構成する。中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。

先行者利益を手に出来るのは、「イノベーター」と「アーリーアダプター」

今回のエアコン話はプライベートなことですが、ビジネスに置き換えて考えると、先行者利益を手に出来るのは、確実に「イノベーター」と「アーリーアダプター」です。

ただ、イノベーターは受け入れられないことも多く、苦労も多いです。時には、変わり者扱いされたりします(笑)Appleの創始者のスティーブ・ジョブスや、ソフトバンクの孫正義さんは、典型的なイノベーターですよね。全体の2.5%しかいないわけですから、普通じゃないですよ(笑)

アーリーアダプターは、イノベーターが、切り開いた道を進み、改善・ブラッシュアップを行い、さらによいものへと進化させます。一緒につくり上げるタイプだから、一番効率的に、一番多くの利益を得ることができるわけです。おんぶに抱っこではないのです。

効率を考えるとビジネス的に目指すのは、絶対に「アーリーアダプター」ですが、ここには落とし穴があります・・・

思っていることと実際の状況にはズレがある

自分を「イノベーター」や「アーリーアダプター」だと思っている人は、自分自身を良い方向に評価にする傾向がある気がします。(あくまで感覚値ですが・・・)

つまり、思っていることと、実際の状況にはズレが起きやすいってことです。

例えば、ライバルとの関係で表すと、

  • 相手を「まだまだだな」と思っている時には、実は背中がもう見えていて、
  • 「なかなかやるな」と思っている時には、実はもう並んでいて、
  • 「並んだな」と思った時には、実は追いぬかれていて、
  • 「抜かれた」と思った時には、実はもう見えないところに行っている

というズレが起きていたりします。

上記のイノベーター理論で例えるなら、「自分はイノベーターだ」と思っている方は、実はアーリーアダプターで、「自分はアーリーアダプターだ」と思っている方は、実は、ごく普通のアーリーマジョリティやレイトマジョリティだったりしますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。