顧客は市場に浸透したものには価値を感じてくれなくなる!

このブログで、スタバのことを何回か取り上げたことがあります。

住宅業界のスタバはまだいない!?

2014.02.06

施主が感じる価値を表現してブランディングしていく!

2015.06.26

マーケティングやブランディングに関しては、異業種でも参考になることは非常に多いのですが、個人的に「行きたい」か「行きたくない」かで言うと、行きたくないです(笑)実際、自分からはほとんど行きません。

なぜなら、人が多いから・・・

ネットや雑誌等のメディアの情報では、良さそうに見えるのですが、実際に行くと、人が多すぎて、落ち着かないです。地方では空いたりしますが、都内はどこに行っても混んでいます。その上、他のカフェよりちょっと高めの価格設定ですからね。

個人的にカフェに求めているのは、美味しさでもメニューの種類でもなく価格でもなく、「周りを気にせず落ち着いて話ができるか」ですから、あえてスタバに行く意味を感じないのです。実は10年ぐらい前からそんな風に感じてましたね(笑)

○○○○に一番求めているのは何?

一昔前の様に、皆が同じものを追いかける時代ではありません。価値観が多様化する時代ですから、「何を一番求めているのか?」というこの質問は、価値観を明確にする良い質問ですよ。

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でなければダメという理由は、他社に真似されることでかき消される

そして、ようやくこんな記事が・・・

上記の記事では、「店舗が増えすぎて付加価値を失ったスタバ」ということで、

店舗数が増えて「選ばれた人のみが働ける店」から「誰でも働ける店」になったため、スタバの付加価値が薄まった。バイトが増えたことで、自慢のホスピタリティの質も明らかに落ちた。そして、他のカフェが充実してきたことから、「この店でなければダメという理由が、現在のスタバにはなくなった。」

という結論が書かれています。

新しい戦略で突き抜け、顧客に「この店でなければ」と思わせたとしても、追従者からマネをされ市場に浸透すれば、そんな理由も薄れていきます。皮肉なことに、市場に浸透したものに顧客は価値を感じてくれません。だから、追従者もライバルを食い止めただけで、顧客に価値を感じさせたわけではないのです。

だから、顧客に新たに価値を感じさせるには、「でなければダメという理由」を新たに作り出す必要があるわけです。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。