ライフスタイルの変化に伴い「家」の定義や、「家」へ求める価値も変化している!

IKEAが2015年度より実施している、家に関する調査「Life at Home Report」の第三弾・「家」に関する国際比較調査レポートが興味深いです。

2017年度は「Inspired by EVERYDAY, Designed for EVERYDAY」をテーマに、リビングルームにフォーカスをあて、これまでに増して家での日々の暮らしの大切さに向いているため、「家」に関するレポートになっているようですね。

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家での生活は、賃貸であろうが持ち家であろうが、常に変化をしていますからね。

一人暮らしだけでなく、シェアハウスで暮らす人、シングルペアレンツなど、世帯構造も変化していますし、東京の様にコストが高い地域に住む場合、狭い空間で暮らしたり、インフラの充実で、都会と田舎の二拠点生活なども増えています。また、SNSで他人のライフスタイルを共有できるようになったため、価値観も多様化してきていますよね。

イケアでは、こういったラ イフスタイルの変化に伴い、生活の基盤である「家」での暮らしについて考え直す必要があると考え、本調査を実施したとのこと。その結果、ライフスタイルの変化に伴い「家」の定義や、「家」へ求める価値も変化しているという傾向がある事が分かっています。

レポートは上記URLから、報道関係者向けサイトからダウンロードできますが、東京における「家」に関する傾向を各視点で調査し、世界各都市の結果と比較した内容になっています。

PART1:変化する人々の「暮らし」と「家」の定義

  • 「人生幸福度」と「家に対する満足度」、東京が最も低い結果に。
  • 各都市で異なる「理想の家」の条件 東京は「安全性」と「温かみ」が上位に
  • 世界で異なる「家」を実感する過ごし方。東京は「好きな料理をつくる」が1位に。

PART2:家を構成する4つの要素について

  • 【関係性】家の中でも一人の時間を大切にする東京。家の雰囲気が家族の関係性に影響する傾向に。
  • 【物】 かたづいた部屋が快適さの鍵に。56%が、家の中の物を減らしたいと回答。
  • 【空間】  「家の香り」は、家での快適さに影響する。
  • 【場所】 東京では、家が最も落ち着く場所。隣人関係は意識しない傾向に。

東京の傾向を見てみると、他都市と比較して家や人生に対する幸福度が低い傾向にある事が分かっています。他と比べても圧倒的ですね(笑)

「人生と家に対する満足度」東京は13都市中最下位という結果に

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人生と家に対する満足度 東京は13都市中最下位

理想の家は「安全性」と「温かみ」。家を実感する過ごし方は「好きな料理をする」

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理想の家は「安全性」と「温かみ」 家を実感する過ごし方は「好きな料理をする」

53%が自由な時間を一人で過ごしたい。

20%の人が、一緒に暮らしている人との関係構築の障害として「家の雰囲気」を挙げています。

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53%が自由な時間を一人で過ごしたい。

家の中の物は自分自身を表している

家の中の物は自分自身を表しているということは、「個性・こだわり」などを大事にしている傾向だと思われます。

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家の中の物は自分自身を表している

収納できないから物を減らしたい。家の香りは家での快適さに比例。

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収納できないから物を減らしたい。家の香りは家での快適さに比例。

家が最も落ち着く場所

東京は外に出れば、ムダに人が多いですから(笑)落ち着ける家を求めるのもわかります。

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家が最も落ち着く場所

非常に興味深いレポートですが、日本の中でも特殊な”東京”が対象ですから、地方にとっては全てが参考になるとは限らないですけど・・・

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。