思考力があれば、小さくても勝てる。

サッカーJリーグのサンフレッチェ広島の佐藤寿人選手が、来季J2に降格する名古屋グランパスへの移籍が決まりました。今シーズン、出場機会が少なかったので、もしやと思っていましたが、今回の移籍は「出場機会を求めて」のようです。

2016年11月27日追記

サンフレッチェが、2007年、J2へ降格し、サポーターの前で「絶対に1年で帰ってくるから」と宣言し、2008年、圧倒的強さでJ1へ昇格するのですが、その時の佐藤選手の有言実行ぶりに心を打たれて、それ以来応援しています。

佐藤選手の実績は、日本代表にも選ばれたこともあり、2012年には JリーグMVPとJリーグ得点王を獲得。歴代通算J1リーグ得点数2位。12年連続で2桁得点記録といった素晴らしい実績です。

そんな佐藤選手の2013年に発売された本、「小さくても、勝てる。」では、内容は、佐藤選手のサッカー人生そのものを本人の視点で書かれているのですが、「すべてのゴールを言葉にして説明できる」という言葉の通り、“思考力”について書かれています。

例えば、与えられたトレーニングをただ漠然とこなすのと、試合でどういう状況に有効的なのかを、具体的にイメージをして考えて練習するのとでは、身につく量や質も違ってきます。

この辺は、ビジネスでも同じですよね。

単に与えられた業務をこなすだけの作業しかしない場合と、全体像をイメージして、自分の仕事が何に使われるかをイメージして仕事をする場合とでは、成長のスピードがまったく異なります。

「経験」を元に常に考えていて、的確な「判断」を繰り返しながら試行錯誤して、ゴールへの最短距離を「予測」する。そして、その流れを「言語化」することが、『思考力』へと繋がるわけです。

スポーツでもビジネスでも、恵まれていないことを挙げたら、キリがないですよね。でも、思考力があれば、自身の短所も上手く活かすことが可能ですよ。

思考力がないと、結果を求め、答えだけを探してしまう。

ビジネスでは、質問の質ひとつで、その人のレベルが表されたりします。

「○○をした方がいいんですか?」
「○○な時、お客さんはどう思っているんですか?」

そんな質問の正直な答えは、「どうぞやってみてください。」「お客さんに聞いてみてください。」です。聞かれれば、自分なりの答えをお話しますが、100%正しい答えなんてわからないです。こちらでできることは、あなたが迷うことがないように、思考を広げるヒントやアドバイスをするだけなのです。

上記の様な、答えだけを求める質問は、危ないですね。

会社員や従業員という立場なら、そんな質問が出てくるのもわかりますが、事業主や経営者なら、多少うまくいかなくても、自己責任なわけですから、これをすればいいという100%正しい答えは存在しません。反対に、試行錯誤や創意工夫が求められます。

経営的な数字が見えにくい時は、結果よりも行動を意識する!

事業の立ち上げとか、しっかりとした経営的な数字の予測がたてにくい場合、結果よりも行動を意識した方がいいと考えています。

例えば、『20組集める』ということではなく、『20組集める行動をし続ける』ということです。結果を意識すると、その結果が満たされない途端、モチベーションも下がります。そして続かなくなります。ですが、行動を意識すると、「どうやったらできるか?」を考え、試行錯誤や創意工夫をしようとします。

成功への答えというのは、1つだけではないはずです。まさに思考力が役立ちますね。

 

さて、来シーズンからは、J2へ降格した名古屋グランパスを応援します(笑)

小さくても、勝てる。

小さくても、勝てる。

  • 作者:佐藤 寿人
  • 出版社:幻冬舎
  • 発売日: 2013-06-27

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

【10月31日開催】基礎となる経営のシンプルな法則を知り、土台となる商品やサービスの質を高めませんか?

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。