注文住宅戦国時代だからこそ、需要>供給をつくり、戦いを略して勝つ!

2010年頃から「アイドル戦国時代」という、様々なアイドルが次々と誕生しては消えていく様を、戦国時代に例えて表現した言葉が出てきましたが、この記事を読んで相変わらずの状況のようですね。

アイドルの裏には、迷いや不安がはびこっていて、下記のような「迷宮あるある」が存在するようです。

  • 集客が少ない!
  • フォロワーが少ない!
  • 肩書きがない!
  • お金がない!
  • 本当はこの仕事をしたくない!

これらは、アイドルに限らず、名乗れば誰でもなれる職業や、飽和状態の職業に共通している”あるある”だと思います。

「本当はこの仕事をしたくない!」というのは、モチベーションにも関わることなので、死活問題でしょうが、集客ができない、SNSをやってもフォロワーが増えない、賞も取れない、お金もない・・・そんな悩みはどこでもゴロゴロしているというわけです。

戦国時代ということは、「戦って勝つのか」「戦わずして勝つのか」、共存を含めても、この2択しかないです。

歌川貞秀 1852_宇治橋 治承四年

歌川貞秀 1852_宇治橋 治承四年

戦って勝つのか、戦わずして勝つのか

戦後から高度経済成長ぐらいまでは、モノやサービスも足りてなく、その流れを受けて、『 需要 > 供給 』という、売り手市場が続いてきたわけですが、今の時代、『 需要 < 供給 』というように、供給が需要を上回ってますから、作っただけでは売れなくなり、売り方を工夫しないといけなくなりましたよね。

その工夫(マーケティング)により、売り手視点ではなく、買い手視点を重視しないといけなくなったわけです。これは、メディアや情報ですら同じことが言えます。

戦略と戦術という言葉がありますが、戦略とは「戦いを略す」と書き、戦術は「戦う術」と書きます。つまり、前者は戦わずして勝つことを考え、後者は戦って勝つことを考えるわけです。小さな会社にとって、どちらが重要かというと、戦わない前者ですよね。

戦略と戦術を簡単に表すなら、下記のようなことです。

  • 戦略=「誰に」「何を」・・・需要 > 供給のバランスをつくる
  • 戦術=「どうやって」・・・伝える手段

でも、最近は、無料でできることが増えた分、小さな会社ほど「どうやって」を取り組みたがるんですよね(笑)

例えば、「Facebookが流行っているから・・・」「LINE(ライン)が流行っているから・・・」など。すでに飽和状態の中で、「誰に」「何を」つまり、「需要 > 供給」のバランスをつくらないまま、「どうやって」の部分を先に取り組むということは、負けに行くようなものです。

無料のツールは増えてはいますが、「どうやって」の手段ばかりにとらわれず、まずは、需要 > 供給のバランスをつくることを意識してほしいですね。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです。


工務店経営者に役立つ
  • ・お金のブロックパズル
  • ・利益を出すためのフローチャート
メルマガご登録者に、木造建築工事業(工務店)の黒字企業の経営指標(参考値)を当てはめた、ブロックパズルとフローチャートを差し上げています。


ご入力いただいたメールアドレスに、不定期メールマガジン『イエコトバ』をお届けいたします。不要な場合、いつでも解除できます。
 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。