「47都道府県別 生活意識調査2016」から推測する注文住宅の傾向

12月5日に公表された、ソニー生命調べによる「47都道府県別 生活意識調査2016」のデータが、注文住宅の傾向をつかむのに参考になりますね。

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2016年9月7日~9月15日の9日間、全国の20歳~59歳の男女に対し、昨年に続いて2回目となる「47都道府県別 生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、4,700名(各都道府県100名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

調査データは暮らし全般のことですが、その中で注文住宅に役立ちそうな部分をピックアップし、その傾向を簡単に推測すると・・・

個性的な人が多い=家にも個性を求める?

個性的な人が多いということは、変わり者が多いってことなので、従来の価値観の様に、家は建てなければならないという人も少ないかもしれませんが、建てるなら、自分の個性を活かせる家を求めそうですね。

お金を掛ける傾向で何を重視しているかがわかる?

「衣類やファッション」にお金を掛けるということは、オシャレさを求める傾向が強いでしょうし、「美容や化粧品」の場合は、素材を求めてそうな気がします。「食事」の場合は、キッチン周りでしょうか。「住宅」の場合は、設備や性能かもしれません。

教育にお金を掛ける=子どもの居場所の定義が重要

教育にとって、子ども部屋がどう影響するかは、色々と答えがあるので何とも言えませんが、子どもの教育にチカラを入れることを考えると、子どもの居場所をどうするかが鍵を握りそうです。

教育に低コストさを求める傾向は、家にお金をあまり掛けなさそうな気がしますね。仕事やプライベートの楽しみを求める傾向は、家にコミュニティを求めてそうですね。

注文住宅を建てたい気持ちは、家族の仲に比例する?

家族(特に子ども)を中心に生活を考えると、「家を建てよう」という気になる方は多いですよね。不仲な家族が家を建てる方向には行きにくいですよ。ローンがある持ち家は、離婚時の処理が面倒でしょうし(笑)

夫の家事参加・子育て参加は、家づくりへの意識も変わる?

夫の家事参加は増えてきていますが、そういった夫婦ほど、家に対する考え方も、しない夫婦とは異なりそうです。例えば、家事周りの部分の、効率やコミュニケーション、動線などを意識しそうですね。

財布の紐を握る人に響かないと建てない?

2組に1組以上が、妻が財布を握っている状況とは・・・驚きですね。ということは、妻側が「これがいい」と思わない限り、購買行動には移らないってことですよね?

・・・まぁ、データはあくまでも平均値なので、価値観が多様化する現代においては、参考程度にということで(笑)

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。