ZEHやスマートハウスでなければ売れないという幻想に振り回されない!

「ZEH」という言葉が「スマートハウス」に取って代わったのか、最近「スマートハウス」という言葉を聞かなくなったと思ったら、どうやら「スマートハウスは普及し、広く定着しつつある。なので、珍しくはなくなり、わざわざ強調されなくなった。」ということらしいです。

ただ、ZEHもスマートハウスも結局、業界の延長線上でしか生まれない発想なので、装置とか性能をどうするかだけの話なんですよね。

 ある住宅業界関係者は「発電装置や省エネ装置、HEMSのほか、高断熱といったハードにこだわりすぎると、住宅本来の美しさや住みやすさなどの基本的な機能がおろそかになる恐れがある」と指摘する。

前出の福田和幸・積水ハウス環境推進部温暖化防止研究所部長も「究極の省エネルギー住宅を目指すのなら、寒冷地域にあるような壁が厚い四角い家、しかも、窓が小さい家が良い。しかし、いくらエコや節約とはいえ、例えば、大きな窓で開放感のある家を望む人に、小さな窓の家で『我慢』を強いるようなことはあってはならない。ZEHのような省エネ住宅・スマートハウスの条件をクリアしつつも、その土地や購入者の好みにあった『住まい心地』をいかに実現できるかが重要になる」と語る。

家をコントロールする時代も近い。

劣化や損傷の位置やレベルを建物から発するデータで診断、迅速な補強・補修や復旧を行えるようにした住宅は、近々生まれそうですよ。

劣化や損傷を診断・補強・補修することを考えたら、バラつきの多い木材でなく、コントロールしやすい別の素材の方がいいのでは?と思ってしまいますが・・・

ITと建築の融合、可能性はどこまである?

2015年7月13日

ただ、ZEHやスマートハウスでなければ売れないという幻想に振り回されず、ハウスメーカーが目指すスマート志向は、ハウスメーカーに任せて、地域工務店は独自の方向性を目指したほうが良いと思いますよ。小さな規模の工務店は特に。性能を疎かにするという意味ではなくて、そういったことに対する自分の軸を明確にしておくことですよ。

「多様なニーズに応えることが良い家づくり」という勘違いを捨てよう!

2015年2月10日

やりたいことを貫き、その価値観に引き寄せよう!

2016年10月25日

ハードもベンチャーの参入で選択肢が増えると面白い。

家をハードの面で考えると、木造か鉄骨かコンクリートかといった選択肢しかないですが、新たに選択肢が増えたらそれはそれで面白いです。建築家でコンテナ住宅はたまに見かけますが。

例えば、レンガの家を自動的に建設する「ヘイドリアンX」。普通の家なら2日で積み上げが完了するようです。

例えば、段ボールで50年持つ家など。

上記のような発想は、従来の住宅メーカー思考では、やらないですよね。(やる必要もないでしょうが)

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。