顧客は断りやすい方を断るが、それ以上に断らない人はたくさんいる。

先日、飲食店の店長をしている知人からこんな話が、、、

「一年くらい働いてたバイト(男)が、急に来なくなっちゃって・・・」「電話にもでないし、LINEも既読にならない」

働き始めた新人には、よくあることらしいですが、1年以上も働いてきてて、それなりにシフトも入ってて、お店で特に何かあったわけでもなかったとのこと。もしかしたら、一人暮らしなので、家で倒れているのでは?と心配したそうです。そして、2~3日後、大家と警察に立ち会ってもらい、呼び鈴をならしても出ないから、アパートの部屋の鍵を開けてもらったら・・・

普通に部屋にいたんだそうです(笑)

「忙しくて、電話もLINEもできませんでした。」との返事。「以降のシフトは出れるの?」と聞くと、「わかりません。」との返事だったそうです。店長曰く、鬱っぽく感じたから、責めることはしなかったそうですが・・・もしかしたら、バイトの彼は、他にやりたいこととかあるのかもしれません。

多分ですが、バイトの彼は、「断らない人」なんでしょうね。断らずに、逃げてしまうタイプ。

断らない人はたくさんいる

でも、こういうタイプって、たくさんいますよね。仕事でもこんなことありませんか?

  • 見積もりを提出しても返事がない・・・
  • 依頼できるか伺いをたててきたにもかかわらず、それに対して返答がない・・・
  • こちらからYESかNOか伺って、ようやく返答される方もいますが、無視で返答しない人もいます。

それらは、暗黙の了解で、「ナシ」なんだなと感じ取りますが、いい気持ちにはなりませんよね。多分、断りの返事を出したら、相手が嫌がったり、逆ギレしたりと、ネガティブに思ってるんでしょうかね。

だから、「断る」ことに、気が引けてしまうんです。

でも、今回縁がなければ、サッと断って、次回の縁につなげた方がお互い心地良くありませんか?その方が、お互い、次の一歩を踏み出しやすいですしね。

顧客は断りやすい方を断る

「断り」の話でもう一つ。

比較するほど、A社もB社も甲乙つけがたい状況の場合、「顧客は断りやすい方を断る」という心理があります。そのエピソードが下記の記事で紹介されています。

無難な選択肢は、「新規の会社の提案内容を既存先にそれとなく漏らして、安心できる既存先に発注する。まだ人間関係のない新規先の方が断りやすいし、理由をつけて断っておく」となるわけです。

大半の人が「断る」ことにネガティブなイメージを持ってるんですよね。だから、傷つけないよう言い訳を考えるんですが、ハッキリ断ればいいんですよ。返事はハッキリしたほうが、お互い気持ちよく次に進めますし。

顧客は断りやすい方を断る心理もありますが、それ以上に断らない人はたくさんいますよ。新規客の「検討します。」ほど、いい加減な返事はないと思っています。大体、返事無しで消えますからね(笑)

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。