周りよりいち早く行動することは、小さな会社の経営者が身に付けなければいけない強力な武器

スポーツを一生懸命頑張っているのに結果に繋がらない子供たちのもとに、そのスポーツのエキスパートである有名アスリート(元も含む)が訪れ指導し、子供たちの成長を見守る番組「ライオンのグータッチ」という、応援番組があります。

ライオンのグータッチ

出演する子どもたちの目標は、ハイレベルなものではなく、「まずは1勝」「目指せ表彰台」といったファーストステップがほとんどです。そこに向けて、取り組む様子を描いた内容は、まさに親子向け番組でしょう。

ですが、色々と成長のヒントが隠されているんですよね。

講師となる有名アスリートが指導すると言っても、短期間ですし、日にちも毎日ではなく限られています。となると、教えられることは、基本的なことばかりです。というか、出演する子どもたちのレベルが、基本からを教えなければいけないぐらいレベルなのです。

また、限られた日程ですから、子どもたちは教えられた練習メニューを自発的にする必要があります。これまで結果が出てなくても、目標がある子どもたちですから、サボることはせず、子どもたちはそのメニューを自発的にこなします。

その結果、目標を達成する子どももいれば、目標以上を達成する場合もあります。もちろん、達成できない場合もあるのですが、くじけず次へと歩むんですよ。テレビのONAIR時には達成できてなくても、次の試合で達成できてるケースもあるのです。

番組を観てて感じたのは、上手くいくいかないに関係なく、子どもたちは皆、精神的に成長してるんですよね。勝負に勝てなかったとしても、できなかったことができるようになったりして、小さな成功が自信になり、それが行動に繋がるわけです。

この番組を観てて、つい思ってしまうのが、「何で子どもの時は目標に対して、あれこれチャレンジする行動力があるのに、大人になるとなくなってしまうんだろうか」ということです。

行動する人しない人

目標や夢があって、思い描いている未来を手に入れたいと思っている方は、多々います。

まずここで、ターニングポイントになるのが、

  • 「自分を変えて、手に入れる」と思っている
  • 「周りが変わって、手に入る」と思っている

かで分かれます。上手くいくための答えは前者ですよね。周りを変えることや周りが変わることで手に入ることなんて、ないと思っておいた方がいいぐらいです。

そして、実現するべく、自分を変えようと思うのですが、ここでもターニングポイントがあります。

  • 実際に行動する人
  • なんだかんだで行動しない人

自分を変えて、成功を手にしたいと思っているにも関わらず、全員が行動にはうつしません。自分は行動していると思っていても、意外と行動していなかったりします。

「思考は現実化する」で有名なナポレオン・ヒル博士が、3万人の男女に「人は何回チャレンジしたらあきらめるか?」という調査をしたところ、その結果は・・・

  • 平均1回以下

という結果だったそうです。

平均1回以下なわけですから、多くの人は、1回失敗したらすぐにあきらめてしまう。または、チャレンジせずに諦めている人もいるわけです。人がいかに行動しない生き物なのか、ということを実感させられる結果ですね。

ではなぜ、行動できないのでしょうか?

行動できない最も大きな理由は失敗したくないから

行動できない最も大きな理由は

  • 『失敗したくないから』という感情が生まれるから

だと言われています。もちろん、これは自然なことなのでしょうが、だからといって、行動しなくてもいいとはなりませんよね?

さらに行動しない人に多いのが、

  • また今度・・・
  • またの機会に・・・
  • タイミングが合えば・・・

などの口癖があります(笑)相手を傷つけないために断りとして使うケースもありますが、行動しない人は自分への言い訳づくりとして使ってしまうんですよね。

行動しない人は自分を信じていない

「失敗したくない」「言い訳をつくる」ということから考えても、行動する人と行動しない人のわかりやすい違いは、

  • 「できる」と信じているか
  • 「できない」と思っているか

こういった考え方の違いがあります。

「できる」と信じている人は、壁や障害があっても、「できる」と信じ、どうやったら「できる」かを考え、挑戦し続け、乗り越えていきます。自分を信じることで、行動ができ、続けられるということです。

ですが、

「できない」と思っている人は、壁や障害が出てくると、「やっぱり無理」「やめておこう」と、すぐに諦めてしまいます。自分を信じていないため、行動をしないのです。

先述で挙げたように、多くの人が1回以下の失敗でやめるわけですから、1回失敗したら「できない」と思い込んでしまいます。そして「また失敗したら・・・」と思い、行動が止まってしまいます。

そもそも、失敗ってそんなに怖いものでしょうか?

失敗はこれからの行動で魅力に変えることができる

失敗したくないと思うことは自然なことで、誰でも感じることだと思います。だからこそ、失敗の捉え方を変える必要があると思っています。

行動できない人の多くは、失敗を「やってはいけないこと」や「恥ずかしいこと」という捉え方をしています。でも、失敗をしたからといって全て終わってしまうことなんて、まずないですよね。

失敗は、これからの行動次第で魅力に変えることができます。自慢話や成功話よりも、挫折や失敗を克服した話って、人を惹きつけますよね。また、冒頭の子どもたちのケースのように、小さな成功を積み重ねて、自信に変えることができれば、失敗することも怖くはならないはずです。

そういう風に考えると、失敗も怖いものでもなくなってきませんか?

環境を変え、行動できる習慣に変えていく

自分も含めて多くの人は、これまでの習慣から、思考の軸みたいなものがあります。堅く言えば、哲学ってやつです。どんなことも、その軸に照らしわせて考えています。その軸が絶対と思い込んでいるので、自分の軸からそれた内容は、スッと入ってこない人がほとんどです。

なので、今上手くいかない・満足していないのあれば、その習慣を変える必要があるのですが、同じ環境下で、これから先も変わることは難しいと思います。なぜなら、今のあなたは、これまでの環境が作ってきているので、同じ環境下の中では、限界があるのです。

だから、今の自分で手にできない成功や結果があるなら、「自分を変える=今の習慣を変える」しかありません。習慣を変えるには、環境を変えることが、最も効果的なのです。

  • 環境を変える ⇒ 意識が変わる ⇒ 習慣が変わる ⇒ 行動が変わる

つまり、あなた自身が悪いのではなく、その環境下で「これ以上できない」というだけのことです。だからこそ、今以上に「できる」と信じていける環境づくりを心掛ける必要があるのです。

無意味な決意

行動するために、自分だけの中で『新たに決意をする』ことがありますが、これは無意味だったりします。

いくら決意をしても、これまでと同じ「できない環境」なわけですから、きっと「また今度」「またの機会に」「タイミングが合えば」という行動になってしまうのがオチでしょう。

情報社会だからこそ『学んで考える』ことが武器のひとつになる

現代社会は、情報社会です。

業界の指針だけを頼って、ビジネスをしていたら、小さな会社は資本のある会社に勝てるはずがありません。資本がある会社は、流れに遅れようとも資本を投じて形にすることができます。

大きな会社の社員は、やることを任されていたとしても、非常に保守的で、責任を取りたくないので、決断や実行にかなり時間を要します。皆が上手くいってるのを見計らって、始めるのがほとんどです。

そんなスピード感に、小さな会社が合わせていたら、うまくいくことはないでしょう。周りより「いち早く行動する」ことは、小さな会社の経営者が身に付けなければいけない、強力な武器だと思いますよ。

学んで考えるチカラを身につける

さらに、質の高い行動にしていくためにに、「学びに行く」ことも必要です。環境も変えられますからね。

『学ぶこと』を成長の戦略の1つと捉えると、『学び』に、これから先、自分がどういう方向に進んでいきたいかをじっくり考えることで、目先の利益だけでない長期的な視点にたった行動をすることができます。

情報を得ただけでは、行動にうつしませんし、小手先のテクニックだけでは、長期的な視点を持ち合わせることはできませんからね。環境のチカラを借りて、成長していきましょう。

 

 

工務店経営者向けのメールマガジンをお届けしています。

下記フォームよりご登録頂いたメールアドレスに、工務店経営者向けの不定期メールマガジン『イエコトバ』をお届けいたします。不要な場合、いつでも解除できます。




追伸:工務店経営者の方にお知らせです。
参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。